嫁VS仕事5 ページ5
作品の面白さと脚本の面白さ
そして、キャスト陣の頑張りも有り
ドラマは毎週好調に数字をあげていた
何処に行っても今回のドラマのことを褒められ
街では役名で声をかけられることもしばしば
若い人からお年寄りまで、沢山の人達に今回のドラマが好評で
一話、話しも増えたため
僕ら現場の人間は不眠での撮影に精を出していた
そんな好調な中、迫ってきたラブシーン
それは、今回のドラマの撮影も終わりへとさしかかってきたことを意味する
ｽﾀｯﾌ「では、また○時より撮影スタート致します。お疲れ様でしたっ！」
ほんの数時間後、また再開される撮影
それでも少しでも体を休めようと
一目散に自宅に帰る
YN「ただいま〜」
時刻は明け方に近い夜中
「おかえりなさいっ！お疲れ様！」
それでも撮影中はずっと献身的に僕を支えてくれたA
どんなに遅い時間でも、必ず僕を起きて迎えてくれる
YN「○時間後に起こして？」
「うん、分かった」
少しでも出来るだけの睡眠をとれるように
Aは少しつまめるようなものを用意してくれたり
直ぐ眠れるようにとベッドルームの環境を整えてくれたり
自分は別の部屋で寝起きをしたり
とても感謝しきれないほどに僕をひたすら支えてくれる
こんなふうに僕らを支えてくれる人達もまた
ドラマのヒットの要因なのかもしれない
「ユノ？時間よ」
YN「…ん」
眠りについたことも記憶にないくらい
あっという間に起きなくてはいけない時間になり
僕は疲れた体を強引に起こし、そのままシャワールームへ向かう
まだ回らない頭が段々はっきりしていくと
今日の撮影はラブシーンがあるんだった…なんて事を思い出す
Aとの約束
”ラブシーンの撮影の日はちゃんと事前に報告して”
YN「はぁ〜…来ちゃったなぁ〜。この日が」
シャワーに打たれながら、報告したときのAのリアクションを色々予想してみた
怒るかなぁ〜…
また、”イヤイヤ！”なんて…顔を真っ赤にして怒ったら…
YN「はぁ〜…」
憂鬱なままシャワーを終えてダイニングへ向かうと
いつものようにテーブルにフルーツや食事が並んでいる
「あ、ユノ？スープ飲んでいく？」
YN「うん」
「持ってくるね」
ダイニングへ腰を下ろすと、Aは直ぐにスープカップとともにダイニングへやって来て
僕の向かいに座った
「いただきまぁす」
…言わないと
YN「あのね？今日…」
神様…どうか僕をお助け下さい…
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裕(プロフ) - KTさん» いつもありがとうございます(*´ω`*)続きも頑張りますね♪ (2018年12月13日 23時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れさまでした。 まだまだ 続きが 気になります。 旦那さん なんて いいなあ！ (2018年12月13日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» あ、そっか！だからか！(笑) (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ノーネガティブ！ (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 40歳すぎたら ２０歳離れてる 女と 結婚しても 犯罪には ならないねｗｗ (2018年12月4日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年2月15日 20時
