木兎の弟は稲荷崎のリベロ１

35 ページ46

コーチ「今日はA絶好調やな」



『俺がカバーに入るんで、みんなは攻撃に集中してください。背中は守ります！』



アラン「かっこええな〜後ろにいるだけで安心や」
侑・治「かっこええな〜！！！」
倫太郎「ほんと頼もしい」



北「なんやかっこええな。Aがおれば、安心や」
銀「佐久早のスパイク普通に拾っとるし、すごいわ」




佐久早「チッ。なんで向こうのリベロ普通に拾ってくんの？」
古森「こ〜ら聖臣イライラしなーい」
飯縄「確かに向こうのリベロもレベル高いよな」





(アナウンサー)
いや〜決勝戦は ひと時も目が離せないほどの接戦ですね！
稲荷崎は全体的に調子がいいですね〜。井闥山をじわじわ追い詰めています。
井闥山も調子は悪くないのですが、スパイクの決定率が下がってますね




(解説者)
リベロの木兎Aがカバーに入ってるからですね。



モブ「あの井闥山に稲荷崎が１セット獲ったんだって！」
モブ「すげえな！！ちょー接戦じゃん！これ勝つんじゃね？」




(アナウンサー)
ファーストタッチは、セッターの宮侑！ 稲荷崎 誰がトスを上げるんでしょうか？



『オーライ！』

バックゾーンから踏み切ってジャンプトス

助走…踏み込み…完璧



『倫太郎！』


トンッ

ダァァァァァン！！！

(アナウンサー)なんと、リベロ木兎Aがトスを上げたー！！
リベロ木兎Aが上げたトスを角名倫太郎が決めたー！！！



「ワー！！」


佐久早のスパイクにブロックが飛ぶ。
「「ワンチッ！！」」




(アナウンサー)
稲荷崎がワンタッチ！コート外にボールが飛んでいくー！！
このまま井闥山の得点になるのかー！



コート外にボールが飛んでいくのを素早く追いかける。



「ナイスレシーブ！！」


(アナウンサー)木兎A反応が早い！今のボールをレシーブしたーー！！
尾白アランが叩き込んだー！稲荷崎の得点！



「キャー！」「ワー！」




モブ「リベロすげえ！！」

47→←34

→ 目次へ｜作品を作る
他の作品を探す