JNside ページ43
病院着いたって…。
寝起きで回らない頭にそんな言葉が入ってきた。
あー、具合悪い…。
気持ち悪いやら苦しいやら頭痛いやら。
何でもいいから楽にしてほしい。
ドアが開いたらナムジュンと雨の音…。
ナムジュンの背中にまた乗せてもらった。
雨の音すごいな…。
ナムジュンに風邪を移してしまいそうで咳を我慢したいのに外の風が刺激になってまた咳出てきた。
こんなひどい風邪をうつすわけにはいかない。
病院に入ったら椅子に下ろしてくれた。
やっぱり頭を上げてるのが辛くて手で頭を支える。
看護師さん…?
女の人の声がする…。
指に機械を付けられた。
ユンギと看護師さんが何か話しているけど、頭が回らなくてよくわかんない。
「ごほごほごほっ……げほげほ…」
咳するたびに頭に響く…。
しばらくして看護師さんに連れられて違う部屋に入った。
別にお腹が痛いわけでもないのに前かがみにならないと歩けない。
ドアを開けてくれたらベテランそうなお医者さんと看護師さんがいた。
医「横になるかい?」
「ぃえ…横になると…げほげほ…苦しくて……」
僕が座ろうとしていた椅子を通り越してベッドの方に連れていかれる。
横になったら苦しいって聞こえてなかったのかな…。
そしたらベッドの背もたれを上げてくれた。
看「大丈夫です?寄りかかって良いですよ」
「はい」
また指にさっきの機械を付けられて先生たちが何か話してる。
胸にもなんか貼られて、目の前のテレビみたいなのに心電図が出てきた。
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作者名:結良 | 作成日時:2022年12月4日 14時