SGside ページ11
8時30分。
目覚ましで起きた。
眠さを飛ばすためのカフェインを摂取するためにコーヒーを飲みながら身支度をする。
ヒョンを病院に誘って病院行かないと…。
「ヒョンおはようございます。どうですか？」
JN「…ん…？…」
「ヒョンこれから病院行きましょう」
JN「…うーん……」
「向こうに行ったらいつもの病院かかれないですし、僕も一緒に行きますから」
JN「うん……いく…」
体も思うように動かないだろうから渋っているようにも見えたけど頷いてくれた。
「ヒョンは着替えて待っててください。準備してきますから」
ヒョンが頷いたのを確認して必要なものを調達しに行く。
ヒョンの部屋に戻ると着替え終わって横になってる。
声をかけるとすぐに目を開けた。
寒くないように上着を着せて車に向かった。
そこまでフラフラしてなくてよかった。
車に乗ってシートを倒すとまたすぐに眠ったと思う。
信号待ちで顔を確認するけど具合は悪くなっていなさそう。
病院に着くまで眠れてたらいいな。
JN「けほけほ……ごほごほっ！…ん“っ……」
顔をしかめながら寝返りを打ったけど寝れてはいるみたいだ。
・・・
無事到着。
電話で連絡したら受付と問診表を書いたら車で待ってていいって。
寝てるみたいだから早足で受付に向かう。
車に戻ってくると変わらず寝てるみたい。
「ヒョン、熱」
体温計を渡すと薄っすら目を開けて受け取ってくれた。
「今つらいところは？」
JN「熱でだるいのと…咳と…頭痛い」
ピピピピッピピピピッ。
タイミングよく体温計が鳴った。
体温計を抜いてそのまま足の上に手を下ろす。
向きを変えて体温を見るとちょっと上がっちゃったみたい。
「38，1ね」
JN「うん…」
ヒョンは問診表を書く僕の手元をぼんやり見てる。
全部書き終えて問診表を出しに行く。
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作者名：結良 | 作成日時：2022年12月4日 14時
