過去の記憶2 ページ10
そして、私が7歳、兄が19歳になった。
兄は大学進学のため家を出た。
私の、心の拠り所は家の何処にも無くなってしまった。
兄が居なくなってから、母は男.遊びが酷くなった。
小学校から帰るといつも家には居なく帰ってくるのはいつも朝方だった。
時には、奥の部屋から甘い声が聞こえることもあった。当時の私にはよく分からなかったが、ただひたすらに怖かった。
しかし、私には楽しみがあった。
母の財布からこっそり小銭も取り近くの公園の公衆電話を使い兄に電話をかけていた。とても短い時間ではあったが、何よりも楽しかった。
それから時は流れ、私は高校生になった。
母は相変わらずだった。
母「ここまで育ててきてやったんだから家のお金ぐらい払ってちょうだい」
と言われ、私は5つのバイトをかけ持ちしていた。
高校のみんなはスマホを持ち、カフェに遊びに行ってるのを横目に見る生活だった。
私が稼いたお金は、家賃と電気、水道代、そして母の遊びのお金に消えてった。
私は身も心もボロボロだった。
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時雨(プロフ) - まっとり好きさん» コメントありがとうございます!私も実は気に入ってます笑「いやいや気軽じゃないよ?」ってツッコミを入れて欲しくて笑面白いって言って頂けて嬉しいです! (2021年8月29日 21時) (レス) id: 6c900c5575 (このIDを非表示/違反報告)
まっとり好き - 気軽にさまとき様と呼べよの所めっちゃ好きです笑この小説たまたま見つけたんですけどすごい面白いです!! (2021年8月28日 23時) (レス) id: 18953de95d (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - きのこさん» キューブありがとうございます!!!!!最推しの方に気に入ってもらえて大変光栄です!!違ったら申し訳ないのですがもしや...中の人最推しですか?!?! (2020年10月28日 20時) (レス) id: 6c900c5575 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - というか途中に某ディ○ ニーのジ○イドくんの名前が出ましたね、最推しです。ありがとうございます。キューブあげます。 (2020年10月28日 18時) (レス) id: 2a559184c7 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - こんにちは、銃兎最推しのきのこです。急ですがこの小説面白いですね、キューブあげます。 (2020年10月28日 1時) (レス) id: 2a559184c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作成日時:2020年9月9日 22時