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金木犀の剣、夜空の剣、白山吉光がアスナを囲むようにしながら中庭に移動する
途中襲ってくる敵を倒しながら、隠れることもせずに走り続ける
出来るだけ目立つように、金属同士がぶつかり合う音を立てて足音も隠さずに――
アスナ「みんな! 大丈夫!?」
中庭に到着したアスナは本丸中を走ったため息が上がっていた
薬研「大将!? どうしてここに……」
アスナ「誰か! 他の場所にいるみんなをここに連れてきて!」
乱「ボクがいくよ!」
今剣「ぼくもいきます! なぎなたとやりのみなさんをよんできますね!」
アスナが男士に指示を出したことで敵がアスナに気づいたのか、そのうちの一体が、肌が痺れるような程の大声で咆哮した
すると、色々な所から時間遡行軍が集まってきた
どうやら、向こうも仲間を呼んだらしい
――狙い通りね
アスナはそう思った
今剣「つれてきましたー!」
乱「こっちもつれてきたよ!」
今剣と乱が到着し、広い中庭は男士と時間遡行軍によってほぼ埋め尽くされてしまった
先刻仲間を呼び集めた敵は、アスナから最も離れたところで彼女を睨んでいる
金木犀「主、何をするつもりなんだ? 仲間をここに集めて、全員で逃げるのか?」
アスナ「そんなことは絶対にしないわ。それに、逃げたらこの本丸はどうなるの?
私、みんなも、みんなとの思い出が詰まったここも、全部守るつもりよ」
金木犀の質問に、本心を伝えたアスナのその覚悟は、その場にいた男士全員に届いた
アスナ「ここで、敵を討つわよ
――全員!! 戦闘準備!!」
アスナの声が響いて、その場に緊張感が広がった
誰も動かず、雨粒だけが落ちる空間
雨音すら遠ざかった一瞬の静寂
刀剣男士と時間遡行軍が衝――――
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白(あきら)(プロフ) - 銀狼さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月13日 23時) (
レス) id: 46e374d1c8 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつもいつも楽しみにさせて頂いております！これからも更新頑張ってください！ (2019年10月13日 10時) (レス) id: c5721a90b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白（あきら） | 作成日時：2019年10月13日 2時
