38話 ページ38
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No.side。
「へぇ、すごい！良い"個性"だね」
物間の"個性"はコピーであった。
火力の強い爆破を顔面に喰らわせた爆豪だったが、切島の"個性"をコピーされ、更には優れた体術によって爆豪チームは思った以上に苦戦していた。ハチマキを奪う所か、騎馬同士が離れていってしまっている。
そこから追い討ちをかけるように爆豪達に集まってきたB組。
かなり物間チームと距離が取られ、更には足場を固められた爆豪チームは絶体絶命であった。
しかし、ここで一切諦めないのが爆豪であった。爆豪は一人、爆破で物間チームへと飛んで行くと、"個性"で防御されているにも関わらず、"個性"でそれを上回りハチマキを奪い返したのだった。
「飛ぶときは言えってば！」
「でも、これで通過は確実」
「まだだ！完膚なきまでの一位なんだよ、取るのは！」
拾ってもらった礼も言わず爆豪は、激戦が繰り広げられている緑谷、轟チームを睨んだ。
「しょうゆ顔！テープ！」
「瀬呂な！」
「雪女！そこの氷操ってスピード上げろ！」
「そんなこと出来るわけないでしょ」
「んなわけねぇだろ！俺ァ見てたんだよ！戦闘訓練の時に半分野郎の氷操ってた所をな！」
爆豪と橘の言い争いがヒートアップする予感がしたのか、切島と瀬呂は二人を宥めつつ、さりげなく轟が放った氷の方へと寄せていった。
これじゃ埒があかないと思った橘も器用にため息と舌打ちをすると
「氷の上に乗ったら、停まってて」
と一人騎馬を離れた。
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ノア(プロフ) - 久しぶりに読み返しました！とっても面白いので更新楽しみにしてます！ (3月20日 12時) (
レス) @page39 id: 97005589b6 (このIDを非表示/違反報告)
TRIXIE - 主人公ちゃんのいかにもな強者感が大好きです！！陰ながら応援しております...！ (12月29日 18時) (レス) @page39 id: 2c398aa4dc (このIDを非表示/違反報告)
凪疾 - とっても面白いです！好きな作品です！更新楽しみにしてます頑張ってください (12月28日 13時) (レス) id: 105e0f51c7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月28日 0時) (レス) @page39 id: 39b105c415 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ好みです！！主人公の強者の余裕感やストーリーがガチで良いですね！読みやすくてすぐ最新話まで見てしまいました！これからも更新頑張って下さい！✊ (12月24日 22時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｾﾅ。 | 作成日時：2022年5月16日 20時
