37話 ページ37
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No.side
「よォーし！組み終わったな！！？準備はいいかなんて聞かねぇぞ」
「いくぞ、残虐バトルロイヤルカウントダウン！」
「3！2！1！スタート！」
プレゼント・マイクの声と共に一斉に動き出した騎馬。
爆豪チームの狙いは緑谷一点であり、爆豪は他の騎馬には目もくれず、騎馬(切島、瀬呂、橘)そっちのけで一人単独出陣を決めた。それを追う三人。実に理不尽である。体力面では問題が無い橘だが、上から落ちてくる男子高校生の体重に当然腕がもつ訳なく瀬呂の"個性"を乱用しまくっていた。
「猿ね。」
「爆豪もすげー奴だけど、橘もある意味すげーやつだよ」
「っ猿！後ろ、！」
「誰がサルだッ…ァア！？んだてめェコラ！返せ！殺すぞ！」
しゅるりと抜かれたハチマキは意図も簡単にB組 物間寧人の手に収まっていた。彼の煽るような口調はブーストの掛かった爆豪の脳内にはドンパチに響き渡り、標的は緑谷チームから物間へ一瞬にして変更された。
「物間、あんま煽んなよ。同じ土俵だぞ、それ」
「あぁ、ヒーローらしくないしよく聞くもんね、恨みを買ってしまったヒーローがヴィランに仕返しされるって話」
物間チームの後ろ騎馬 回原旋が良心的に言うものの、物間は簡単に煽り文句へと変換してしまい、爆豪の顔はさらに形容し難い顔となっていった。
「爆豪落ち着け！冷静になんねぇとP取り返せねぇぞ！」
「っし進め、切島！俺は今、すこぶる冷静だ！！」
両手を爆発させながら調子を上げる爆豪
今の彼には前しか見えていなかった。
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ノア(プロフ) - 久しぶりに読み返しました！とっても面白いので更新楽しみにしてます！ (3月20日 12時) (
レス) @page39 id: 97005589b6 (このIDを非表示/違反報告)
TRIXIE - 主人公ちゃんのいかにもな強者感が大好きです！！陰ながら応援しております...！ (12月29日 18時) (レス) @page39 id: 2c398aa4dc (このIDを非表示/違反報告)
凪疾 - とっても面白いです！好きな作品です！更新楽しみにしてます頑張ってください (12月28日 13時) (レス) id: 105e0f51c7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月28日 0時) (レス) @page39 id: 39b105c415 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ好みです！！主人公の強者の余裕感やストーリーがガチで良いですね！読みやすくてすぐ最新話まで見てしまいました！これからも更新頑張って下さい！✊ (12月24日 22時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｾﾅ。 | 作成日時：2022年5月16日 20時
