15話 ページ15
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No.side
「お疲れさん！緑谷少年以外は大きな怪我も無し！！しかし、真摯に取り組んだ！初めての訓練にしちゃ皆上出来だったぜ！」
八百万と橘のやり取りに重い空気となっていたが、訓練は続行されていた。あれから機嫌を損ねたのか、元々なのか、麗日、切島、瀬呂がリアルタイムで行われている戦いに軽い口調で橘に話しかけても当の本人はフル無視していた。
「それじゃあ、私は緑谷少年に講評を聞かせねば。着替えて教室にお戻り！」
風の如くいなくなったオールマイトに授業の終わりと判断した橘、轟、爆豪は誰かと話すわけでもなく更衣室へと向かった。
橘を除いたA組の女子は一塊で更衣室へと向かっていた。
重たい空気をなんとかしようと麗日は元気な声を発するが、返事はあるものの最終的には皆が黙り込み、気まずい空気が消えることはなかった。
「橘ちゃんの事が心配なの？お茶子ちゃん」
「心配っていうか……、仲良くなれないのかなって」
「他人を寄せ付けない雰囲気は確かに感じるけれど、集団行動な苦手なだけで、本当は良い子なんじゃないかしら」
仮にもヒーロー科に在籍してるのだから、と指を額に当てながら首を傾げる蛙水に、麗日は恐る恐る
「さっき轟君の事蹴り飛ばした挙句、容赦なく氷当ててたのに…？」
この場に居ない橘に怯えるように尋ねた。
その言葉を聞いた耳郎は
「改めて聞くとすごいよね」
と逆に関心していた。
なんとも答えが出しずらく、出していいのか分からない疑問に結局空気は変わらず、彼女たちは冷えきった更衣室へ入っていった。
もちろんそこには橘の姿はなかった。
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ノア(プロフ) - 久しぶりに読み返しました！とっても面白いので更新楽しみにしてます！ (3月20日 12時) (
レス) @page39 id: 97005589b6 (このIDを非表示/違反報告)
TRIXIE - 主人公ちゃんのいかにもな強者感が大好きです！！陰ながら応援しております...！ (12月29日 18時) (レス) @page39 id: 2c398aa4dc (このIDを非表示/違反報告)
凪疾 - とっても面白いです！好きな作品です！更新楽しみにしてます頑張ってください (12月28日 13時) (レス) id: 105e0f51c7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月28日 0時) (レス) @page39 id: 39b105c415 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ好みです！！主人公の強者の余裕感やストーリーがガチで良いですね！読みやすくてすぐ最新話まで見てしまいました！これからも更新頑張って下さい！✊ (12月24日 22時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｾﾅ。 | 作成日時：2022年5月16日 20時
