13話 ページ13
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No.side
振るわれた脚に轟は咄嗟に腕でガードを作ったが数mは軽く吹っ飛ばされた。
「っく…、！」
一方モニター室ではおぉ、と盛り上がりを見せていた。
これには流石にオールマイトでさえ、橘の行動に驚きを隠せなかった。
「すっげー！さっきまで下で一人仕留めてたはずなのに！！」
「背後に回るまでの動きに無駄が無い！」
切島、麗日の言葉にオールマイトも頷いた。
冷え切った戦場のはずなのに橘の顔は微動だにしない。
轟から放たれた橘を覆うようにした氷。捕まえたと思ったが、それは意図も簡単に砕け散ってしまった。
橘が左手を外に向かって振ると氷は橘を避けるようにして壁へ激突した。
轟は次の策として、大きな一塊の氷を一直線にぶつけたが、再び橘の手によって、氷はぴたりと動きを止め、逆に轟に迫っていた。自分よりも遥かに大きい氷に避けるという選択肢を取ったが、それが仇となり、迫ってくる橘に反応出来ず諸に蹴りを喰らった。
氷と轟は壁に激突。その衝撃によって爆豪ほどでは無いが建物は悲惨なものとなっていた。
「…っ、てぇな」
口の中を切ったのか、ぺッと唾を吐いた轟は怒りを露にした。
氷が効かない。……となれば、
「まじか！あいつら拳で戦い始めたぞ！」
「まぁ、氷が効かない…っていうか、反撃喰ったらそうなるよな」
「くぅ〜！漢らしいぜ！二人とも！！」
モニター室で作戦を考えていた切島と瀬呂だったが、展開により話し合いは一時中断。轟は拳で、橘は脚で戦う姿に試合終了のブザーが鳴った。
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ノア(プロフ) - 久しぶりに読み返しました！とっても面白いので更新楽しみにしてます！ (3月20日 12時) (
レス) @page39 id: 97005589b6 (このIDを非表示/違反報告)
TRIXIE - 主人公ちゃんのいかにもな強者感が大好きです！！陰ながら応援しております...！ (12月29日 18時) (レス) @page39 id: 2c398aa4dc (このIDを非表示/違反報告)
凪疾 - とっても面白いです！好きな作品です！更新楽しみにしてます頑張ってください (12月28日 13時) (レス) id: 105e0f51c7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼空(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (12月28日 0時) (レス) @page39 id: 39b105c415 (このIDを非表示/違反報告)
やぁでぅん - めっちゃ好みです！！主人公の強者の余裕感やストーリーがガチで良いですね！読みやすくてすぐ最新話まで見てしまいました！これからも更新頑張って下さい！✊ (12月24日 22時) (レス) id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｾﾅ。 | 作成日時：2022年5月16日 20時
