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5。天使と悪魔と・・・・・・神 ページ7

そうそう―――フレディに貸してもらった本を読もう・・・

物事は思いつきが大切である。


この頃は、考える前に行動できるように努力している。



机の上に無造作に置かれたハードカバーの本。

それを手に取り、表紙を撫でた。



A「これはフレディと初めて会った時の、あの本ね」

記憶を整理するために、口に出して思い出す。


――まあ、あんな出来事、忘れたりなんかしないけど。





『神に逆らえ』

この本は、フレディの国で纏められた、神に逆らう者達のための本。


私は、悪魔と天使がバランスをとり合って世界は存在するとばかり思っていたのだが、

この本を読んで少し改める事になった。



『世界には、神のお告げを聞く者がいる』

という一文で。



ああ、誰だっけ‥‥‥そう、ジャンヌダルクなんかもその人だったわ。





香月「―――面白い本ですね・・・・・・」

A「――っうわあ!?」


急に後ろに現れたりしたもんだから、思いがけず大声を出してしまった。




香月「‥‥‥用事を頼まれていた事を思い出しました」


彼女の手には一枚の紙が。

多分メモが書かれているのだろう。


ちょっと気になったので、見せてもらったが、

言語が違ったので全く読めなかった。



香月「ああ・・・・・・飴を買って来いと書かれています」

A「飴?」


香月「いいえ、ただの飴ではありません、黄金に煌めく、上品な飴ですよ」



彼女はその飴がどんな形をしている、とかは知らないようだが、

私にはそれが、なんという飴なのかはすぐに分かってしまった。


―――きっとその飴は『○金糖』だろう。

黄金に輝いているし、上品な…と言われれば上品だし。



A「――――さあ、私もそんな飴、聞いた事ないなー」

さっき、脅かした仕返しだ。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

はい、作者のびくうさです。

この回に出てくる飴は…みんな大好き『黄○糖』ですね。


私も大好物でございます。

――お知らせ――とばしていただいて構いません→←4。自由な悪魔『香月』



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設定タグ: , オリジナル , シリアス   
作品ジャンル:ミステリー, オリジナル作品
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びくうさ(プロフ) - 長友 円香さん» ありがとうございます!!! 頑張ります!! (2013年8月31日 20時) (レス) id: a5d0435f09 (このIDを非表示/違反報告)
長友 円香(プロフ) - 凄いです。更新頑張って下さい。 (2013年8月31日 17時) (レス) id: 00d0ce3ecb (このIDを非表示/違反報告)
びくうさ(プロフ) - ヨル@復帰(新アカウント)さん» ありがとうございます! これからも素敵と言われるように頑張ります!! (2013年8月7日 8時) (レス) id: a5d0435f09 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル@復帰(新アカウント)(プロフ) - とても素敵です。続きが楽しみです。更新頑張ってください。 (2013年8月6日 17時) (携帯から) (レス) id: b9325e9039 (このIDを非表示/違反報告)
びくうさ(プロフ) - シオミさん» ありがとうございます!! 世界観かあ……嬉しいです!! (2013年7月5日 18時) (レス) id: 8fc94feb46 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びくうさ | 作成日時:2013年5月28日 19時

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