遊 び 放 題 な 大 倉 先 生 ５

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真菜「あ、せんせー。

　 でしょ？

　 あたしらの所、Aがいるから最強ｗ」





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あ「だから、そんなわけないって。」





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悠「いやいや、ほとんどA作ったじゃん。

　本当に今日初めて作ったのか？」





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ｼﾞｰｯと悠里に見つめられる。





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あ「なに疑ってんのよ。」





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大「たしかに、Aの作ったおかゆ超上手かったで。」





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あ「ちょ、先生!!」






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慌てて先生の口を手で塞ぐ。






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真菜「へぇ〜・・。

　 A、先生のお見舞い行った時おかゆ作ったんだぁ。」





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ﾆﾔﾆﾔしながらこっちをみる真菜。




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あの時のことを思い出すと、顔が赤くなる。





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大「ん？

　なに顔赤くなってるん？」





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ﾆﾔｯと笑って私の顔を覗き込む。




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分ってるくせに!!





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あ「も、もぅガトーショコラ焼けるよ!!」





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話を変えようと必死になった。





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チンッと焼ける音とともに、ガトーショコラをとりだす。





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あ・悠・真菜「やばぁぁあいｯ!!」






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大「うっまそーぉ!!」





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いい感じに割れ目が出ていて、しっとりできてる。





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先生、よだれ出てるけど。←





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あ「食べよ、食べよーぉ!!」






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切り分けて、3人でﾊﾟｸｯと一口。





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す「お、Aの班上出来!!

　さすがやなぁー。

　俺にも1口ちょーだい♪」




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フォークを持っていなかったから・・。




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あ「はい、あーん。」





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ﾊﾟｸｯ




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す「うんまぁ！

　A達の班、評価Aやぁ！」






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真菜「やったーぁ。」





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評価だけつけて、隣の先生を見てみると、ﾌﾟｸｯとほっぺを膨らまして、すばる先生を睨みつけてる。





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どうしたんだろ。





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大「A、A。

　耳かして。」




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あ「なに？」





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そして、先生が耳元で・・。





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大「そのｶﾞﾄｰｼｮｺﾗ、放課後保健室に持ってきて。

　俺、Aの作ったやつしか食べたくないねん。」





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と、甘く呟かれた。




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