遊 び 放 題 な 大 倉 先 生 ５

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あ「ん・・。」




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目覚めたら、見なれた白い天井。






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なぜ私が先生といなくて、自分の部屋で寝ているのか・・。





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頭をフル回転させて考えたけれど、なにも思いつく気配はなかった。




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あ「あ」





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横には、鳴海が私の手を握って寝ていた。





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ずっと・・一緒にいてくれたのかな。





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鳴「ん・・。

　あ、お姉ちゃんおきたー。」





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あ「ねぇ、鳴海。

　私・・先生とデート中じゃなかったっけ？」





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鳴「お姉ちゃん、覚えてないの？

　たつ君の車に乗ってる途中で寝ちゃったんだよ。

　ここまでたつ君が運んでくれたんだからね」






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うそ・・。


ねちゃってたんだ。





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あ「謝らないと。」




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バッグの中からケータイを取り出し、メールを作成。




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途中で寝ちゃってごめんなさい!!

　
部屋まで運んでくれてありがとう。


デート楽しかった。

また誘って下さい。


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最後の言葉は書こうかどうか迷ったけれど、勇気を出して書いてみた。





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別に気にしてへんで。

そのかわり、寝顔みちゃったからｗ


今度は違うところ、行こうな。



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次があることに、とても嬉しかった。




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思わずケータイを抱きしめた。





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鳴「・・・。」




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