遊 び 放 題 な 大 倉 先 生 ５

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大「A、もぅ帰ろう。」





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あ「あ・・うん。」





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静「そぅ。

　じゃぁね。」





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静香さんは玄関までついてきてくれた。




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大「・・静香。」




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静「今更なに？

　もぅアンタと話すことなんてないし。

　さっさと帰ってくれない？」





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プイッと先生から目線をはずした。





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私は助手席に座った。




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先生がエンジンをかけて・・。




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ﾌﾞﾙﾝﾌﾞﾙﾝ・・ブゥーン・・。





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あ・大「ん？」





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先生何回もエンジンをかけても、車は反応しない。






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大「・・やばｯ。

　ガソリンがない・・。」





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静・あ「・・は？」




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それを聞いた私と静香さんは固まってしまった。





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大「近くにガソリン屋ある？」





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静「ここド田舎だし。

　だいぶ離れた所にしかないわ。」






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あ「じゃぁ、電車!!」





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静「もぅ終点終ってるけど。」







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あ「はやッ!?

　まだ4時なのに？」






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静「こんな場所に来る人なんていないんだよ。

　なにもない・・あるとしたら海だけ。」






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大「・・・じゃぁどうしようか。

　A。」






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あ「どうしようって言われても・・。」






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一緒に悩んでいると・・。





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静「はぁ・・。」





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大「静香？」





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静「仕方がないわねぇ。

　今日一日泊めてあげるわよ。」






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あ「え、いいんですか？」





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静「じゃないとあんた達どうするわけ？

　ホテルもないし。

　本当は嫌だけど、しょうがないじゃない。」






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あ「あ、ありがとうございます!!」





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結局、私達は静香さんの家に泊めてもらうことにした。




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