爆豪弟、残念な頭らしい (ページ7)

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馬鹿が6人ページ7

あの後相澤先生に入学式が終わったことを告げられた俺は
校舎を歩いていた。

隣にはミッドナイト先生。
俺の担任らしい。

迷子のところを見つけられて連行されてる。

『せんせー、まだつかねーの？』

ミッドナイト「もう少しよ。てか貴方頭弱いのね。
体育館にも来れなかったなんて……。」

ドン引きされてもだわ。
あと多分、頭弱くて落ちたからそれ言われてんだろーなーって。

『まあ、一応ヒーロー科受けただけで
そこまでヒーローに執着とか無かったんで笑』

ミッドナイト「それでも貴方は実技首席なのよ。
ヒーロー科編入なら貴方が望めば手配出来ること、覚えておきなさい。」

望んでないかと言われれば、答えは恐らく「分からない」だろう。
ヒーローになれば、お金は余るほど稼げるはずだ。

みんなは誰かを守るためにヒーローになりたいと言う。

だけど俺は、お金を稼ぐためにヒーローを望んでいた。

『まあ、普通科でも雄英ってだけで引く手数多だからよ、
命をかけてまでヒーローになろうだなんて、

今の俺には多分できねえ。』

ヒーローは、こんな気持ちでなっていいものなんかじゃ無いんだよ。

ミッドナイト「……そう、ちゃんと考えてたのね」

『あと多分俺馬鹿だからヒーロー科行ったら確実についていけない』

これ、重要。
授業難そうじゃんヒーロー科！！！！