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翌日警察署に向かい、妹のことを全部話した。
金銭を支援していたこと、
妹を匿ったり、支援していたこと、
居場所も全部。
私の話が終わると無精髭の…大和さんがすぐに部下たちに指示をだしにいった。
私はまた泣いてしまって、上原さんが肩をさすってくれていた。
これで全部終わった。
私も妹も捕まって、妹も私も居場所が無くなるんだ。
やっと見つけた居場所だったのに…
「ごめんなさい…」
静まり返った部屋には私の嗚咽だけが響いていた。
・・・
「おい、七瀬桃花がいねぇぞ!」
組織内の抗争により、壊滅状態になっていた組織に大和らが突入。
ボロボロになった組員達を捕らえつつ七瀬桃花の姿を探すが見当たらない。
逃げたのか、
「くそ、1人も逃がすな!!」
その日、組織のボスを含めた数多くのメンバーが逮捕されたが、
そこに七瀬桃花の姿は無かった。
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作者名:ひねり揚げ | 作成日時:2023年3月14日 10時