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you side
オフィスから出るとすぐ前から走ってくる佐倉さんが見えた。
怒ってるような困ってるような表情の佐倉さん。だいたい何を話すかは想像がついた。
佐倉 「真司くんのアブレーション、私が入れないのはどうしてですか?」
これは何も言わない方が、佐倉ちゃんにも、根岸さんにもいいのかな、、、
A 「ごめんね、佐倉ちゃん今急いでるの。」
申し訳ないけどそう言って進もうとすると前に立ってくる佐倉ちゃん
佐倉 「私の勉強が足りなかったから?私寝る暇も惜しんで勉強しました。経験がないからですか?それとも私が天堂先生のことで、毎日うかれてるから、介助なんて務まらないそうお想いになられたんですか?」
どれも違うんだよ、勉強一生懸命してるっていうのはわかってたし、本当は介助させてあげたかった、、、
A 「あ、あのね、、、」
言ったらダメだとわかってるのに話してしまいそうになった時
天堂 「ほら、A行くぞ。急いでるんだ邪魔するな岩石。」
そう言って私の腕を引っ張って裏通路からオフィスに連れ戻してくれた浬
ソファに座らせてくれて
気を利かせて来生もドアを閉めてこっちにきてくれた。
A 「っ、、、佐倉ちゃん、去る時に「悔しいですっ」って、、言ってた、、、私も悔しい、、、っ、、、」
天堂 「仕方ない。決めたんだろ?」
A 「うんっ、、、辛い、介助入れてあげたかった、勉強がんばったねって終わったあと言ってあげたかった、、、私がしてほしいことやってあげれなかった、、」
来生 「なんかもっといい方法ないのかな、、」
そう言ってなく私を無言で抱きしめてくれる浬
慰めるように背中をさすってくれる晃一
涙が止まらなかった。
あぁ、、、こんなのでいいのかな、、私。
その夜急に電話がなって
[真司くんVT発作です。]
A 「緊急アブレーションの準備お願い。すぐに行く。」
そう言って急いで手術室に向かった。
ー佐倉sideー
しっかり話してもらおうと思ってA先生が夜勤だと聞いたので、病院に戻ることにした。
病院についてオフィスに行ってもA先生がいらっしゃらなくて、ナースステーションによって居場所を聞くと
「A先生なら、真司くんのVT発作で緊急アブレーションしてる」
そう言われて急いで真司くんのアブレーションの部屋へと向かった。
扉の向こうには根岸さんがいて、窓の向こうには手術中のA先生がいた。
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hn(プロフ) - 、、さん» 酒井さんが引き継ぎ書を持ってる部分はどうしても自分で小石川先生の机に置くと、辻褄が合わなくなってくるので酒井さんにわたさしてもらいました。そちらも変えさせていただきますね。長文になり申し訳ありません。ありがとうございました (2020年4月13日 0時) (レス) id: 8ddb770981 (このIDを非表示/違反報告)
hn(プロフ) - 、、さん» 知り合いに医者がいて食中毒の部分はそれを参考に書かせてもらいました。似てる作品を書いてる作者さんがいらっしゃるのですね。そのご指摘いただいた部分、できる限りの範囲ではありますが参考にかえさせていただきます。ご指摘ありがとうございます! (2020年4月13日 0時) (レス) id: 8ddb770981 (このIDを非表示/違反報告)
hn(プロフ) - 、、さん» コメントありがとうございます。参考にしてる作品はないです。似てる作品があれば申し訳ありません。ドラマに沿って小説を書かせてもらってるので、すこし似てる部分もあるかもしれません。 (2020年4月13日 0時) (レス) id: 8ddb770981 (このIDを非表示/違反報告)
、、 - もし、参考にしている作品があるなら、作品を書いている作者さんに許可を取った方がいいと思います。 (2020年4月12日 18時) (レス) id: dc5464a23a (このIDを非表示/違反報告)
、、 - 勘違いだったら、申し訳ないんですが、他の小説を参考にして書いてらっしゃいませんか?引継ぎ書を酒井さんが持ってたり、食中毒を気にして、夢主ちゃんがお寿司を遠慮したり、似ている場面が多い小説があります。 (2020年4月12日 18時) (レス) id: dc5464a23a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hyu | 作成日時:2020年3月28日 4時