こいつづ 2

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佐倉side



沼津 「えぇ！？A先生がいなくなった？」


小石川 「天堂くんのオペが始まってから少し席を外した時に机の上にこれが、、、」


そう言って小石川先生が見せたのは退職願


沼津 「なにそれ！？」


小石川 「丁寧に引き継ぎ書まで」


来生 「一体なにが、、、」






ーオペ室前ー


天堂sied


オペ室を出ると座っていた杏里ちゃんのお母様と

さよこ先生


天堂 「無事、成功しました」


杏里母 「よかったぁ、、」


そう言いながら出てきた杏里ちゃんに駆け寄る2人


さよこ 「頑張ったねぇ、杏里ちゃん」


そう言ってベットに寝てる杏里ちゃんと一緒に

病室へ戻るさよこ先生とお母様

前から来生が走ってきて


来生 「おい、天堂！」


天堂 「なんだ」


来生 「Aから何か聞いてるか？あいつがいなくなった」


そう聞いて急いで着替えて何度も電話する


［留守番電話に接続します］


なんで出ないんだ

何かわかるかと思って上条さんのところへ行った


ガチャっ


天堂 「その後どうですか？体調は？」


上条 「あんたみてるとムカつくんだよ。涼しい顔し上がって、なんで責めないんだよ」


天堂 「私にとって、あなたは大切な患者さんです。ただ1人の男としては、正直厄介な奴が現れたなと思いましたよ」


上条 「俺には誰も興味を示さない。みんな俺をいつ壊れるかわからない不良品のような目で見る。それに引き換えあんたは、何もかも持ってる」


天堂 「持ってませんよ。医者という仕事だけです。それ以外は全て切り捨ててきた。みんなそうです、足りないものがあって、必死に生きてる。足りないものを誰かと補い合って、生きてるんです。それにあなたは気づいたじゃないですか、いち早くあいつの良さに」


上条 「えっ、？」


天堂 「大丈夫。どこにでも進んでいけますよ、」


そう言って席を立つと話しかけてくる上所さん


上条 「A先生と連絡は？」


そう言われて首を振る


上条 「俺のせいか、、、」


そういうとたってこっちを向く上条さん


上条 「すまなかった。もし、連絡がついたら伝えて欲しい。片思い、楽しかったよって。」


そう言われてオフィスに戻った。





［留守番電話に接続します］


流子 「はぁ、、、また留守電」


ピーー


流子 「おい、A〜っ、管理人にはちゃんと連絡しなさい！折り返し連絡することー！」

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