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masakado side
いつの間にか好きになって、気付いた時には誰にも渡したくないと思う程になっていた。
最初は自分のことを利用してもええよって、辛い時に呼んでよってただ、Aの気持ちがちょっとでも楽になったらええなって気持ちで。
一人で考え込む時間がちょっとでも少なく済むように、一緒に美味しいものを食べてテレビを見て、お酒を飲んで他愛もない話をして。ライブに呼んでみたり一緒に買い物に行ったり。
知れば知るほど、自分の気持ちを抑えることが苦しくなって。
まだ全然金髪くんのことを忘れられへんAの気持ちをどうにか自分に向けたくて、焦ったんかも。
金髪くんに抱き締められたこと、関係を戻したいと言われたこと、それからはっすんに慰められるAを見て嫉妬せえへんわけがない。
「正門くん…？」
Aにもう会わんとこって言われて、気付いたらAを引っ張って自分の部屋に押し込んで。
正「ごめんっ、」
ハッと我に返って手を離すと、Aが怯えたような顔をしていることに気付いた。
正「ごめん、びっくりしたよな？」
Aの肩をさすって、ごめんごめんと、それしか言えへん。
「全然、大丈夫…ちょっとびっくりしただけ、」
正「A、もう会わへんとか言わんといてくれへん？」
「ん…ごめん。その方がええんかなって思ったから、」
正「俺と会わへんくてもAは平気…？」
俺は全然平気やないねんけど。
「ううん。平気ちゃうよ。ごめん、変なこと言って。正門くんにいっぱい助けてもらったのに…」
「でも今はまだ誠也のことが好きやから」
俺の気持ちを考えて傷付けんように、でもハッキリと言ってくれたんやと思う。
『今はまだ』が、100%無理じゃないよって言うてくれてるみたいで。
「正門くんの気持ちはすごい、嬉しい。ほんまに…っ…！」
抱き締めずにはおれんやろ、うん。我慢したけど無理。
正「A〜〜〜、」
「わっ、ちょっと…！」
正「もう言わへんの約束な、絶対やで」
「分かった！分かったからっ！」
出会ってまだ半年くらいしか経ってないし、お互いのことはまだ知らんことの方が多いけど。いつか金髪くんよりもAのこと知ってるって言えるように。
手を伸ばしたらすぐ届く所におって欲しい。
正「A大好き」
「分かったって！！」
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (2023年4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (2023年4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (2023年4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (2023年4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (2023年4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
