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待ちに待った旅行の日は、すぐにやって来た。
「あ〜気持ち良かった〜」
正「おかえり、」
「あっ、ただいま。」
一泊２日の温泉旅館。朝から出発して観光地巡り、食べ歩き、足湯。旅館に着いてからは浴衣に着替えて散策したり、お土産を見たり、美味しいお料理もお腹いっぱい食べた。
お互いに温泉を楽しんで、部屋に戻ると正門くんは一杯やっていた。
正「Aも飲む？」
「じゃあもらおかな〜」
やっぱり、家や行き慣れた居酒屋で飲むのとは違うし、雰囲気を楽しみながらお酒を飲むのも楽しみにしていた。
「おいしっ。」
正「美味しいご飯食べて温泉入って、Aがおって、幸せやなあ」
しみじみとそう言うから、何か長年連れ添った熟年夫婦みたいで笑ってしまう。
正「にしても暑いな」
「そういえば正門くん、ちょっと汗かいてるよな笑」
少し逆上せたのか、お酒か仕業か。胸元をパタパタとさせる正門くんの浴衣が少しはだけて色っぽい。
さっきまで気にならなかったのに、二つ並んで敷かれた布団も、なんか気になる…！
正「A…」
「はいっ！」
正「んふ、どないしたん？笑」
「もっとこっちにおいで」と手を引かれ、指定されたのは正門くんの膝の上やった。
「え、ここに座んの！？」
正「うん。抱っこしたるから座ってみ？」
「重いから嫌や」って文句言いながらも、背中を向けて座ろうとすると「反対やねんけど笑」と言われる。これが反対ってことは、つまり向かい合わせで座れってことで…
「なぁ、なんか恥ずかしい」
正「恥ずかしないからこっち向いて」
触れるだけの優しいキスやのに。嗜む程度にしかお酒も飲んでいないのに、身体が熱くて。だんだんと深くなるキスに必死でついていく。
ガッチリと頭に添えられていたはずの正門くんの手が、少しはだけた浴衣の隙間から太腿をなぞった。
「…ん…っ…」
変な声が出て、恥ずかしくて。正門くんに顔を見られないよう、ギュッと抱きついた。
正「かわいいな、」
もしかして、今日こそ正門くんと…
私の中ではもう、いつでも受け入れる準備は出来ていた。
大丈夫って思ってからでいいって言ってくれてから結構待たせたし。
でも、自分から誘う勇気はなかなか出なかった。
正「そろそろ寝よか、」
「えっ、あ、うん…」
覚悟はできた…！
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (2023年4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (2023年4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (2023年4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (2023年4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (2023年4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
