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多分大橋くんは、大体のことは想像なり勘なりで分かっている。正門くんが言ったように、大橋くんて仕事でも周りのことをよく見ているしよく気付くから。
とりあえず最初はご飯を食べて他愛もない話をして、それからゆっくりと私と誠也の関係を話し出した。
大橋くんが真剣に聞いてくれたから、大橋くんにひかれることも覚悟で全部話した。
「仲良くしてくれとったのに騙すような感じで、不誠実で、ごめん」
大「うん…なんか、ちょっとショック…」
「ごめんなぁ…」
大橋くんは悲しそうな顔をして、向かいの席から私の隣へ移動してきた。
大「ショックってのはな…？」
私の頭に掌を乗せて、小さくポンポンとする大橋くん。
大「相談してくれへんかったことに、ショックやねん。」
「おおはしくん…」
大「末澤を好きって気持ちに気付いてから、ずっと苦しかったんちゃう？正門がおってくれたから良かったけど、職場では辛かったよな？一人で泣いたりした事もあったやろ…」
ずっと頭を撫でながら、辛かったなあ、苦しかったなあって言ってくれる大橋くんの声はとんでもなく優しい。
私の涙腺もそれには勝てず、崩壊。
「なんでそんな優し…っ…仮にも大橋くんの友達とやねんでっ…？」
大「それとこれとは関係ないからなぁ。それに、彼女おるのに星宮さんと関係戻そうとする末澤のが100%悪いやん」
どっちが悪いとかじゃないけれど。私だって望んで関係を持ったわけやし。でも、誠也に抱き締められて、突き放せんかった。
「末澤くんに抱き締められて嬉しかってん…一瞬揺れたんよ。彼女おってもええかって…サイテーや、私…」
大「でも留まったんやろ？偉いやん、」
偉いなんて、そんなこと全然ないのに。
大「あ、正門着いたみたいやで〜」
スマホを確認する大橋くん。その後すぐに正門くんが来た。
正「話できた？」
大「出来たで。ありがとうな、正門」
やっぱりなぁ。正門くんが遅れて来たのはわざとやったんや…
正「大丈夫？」
「うん。ごめんな、正門くんまで呼び出して。」
正「全然ええよ。」
「正門くんの周りの人って優しい人ばっかや、」
大橋くんといい、西畑くんといい。優しさが溢れかえってるねん。
正「誰にでもそうじゃないねんけどなぁ…な、？」
大「まぁ、せやなぁ…笑」
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ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 良かったです😭✨勝手に使ってすみません😂笑 (2023年4月25日 19時) (
レス) @page48 id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ぽや - ゆうゆさん» そうなんですよね😇正門くんのお話にはぎゅんぎゅんがつきものですから✌🏻書いてくれたの嬉しいですっ😖 (2023年4月25日 19時) (レス) id: dc37ea6a32 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 永瀬れみさん» こちらこそありがとうございました🥰そうなんですね！お互い頑張りましょ💓 (2023年4月25日 6時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - リクエストありがとうございました！私も描いてる側の人間なのでお互い頑張りましょうめっちゃキュンキュンしました！ (2023年4月24日 23時) (レス) @page47 id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ぽやさん» 重い正門くんも、『ぎゅんぎゅん💓』も、ぽやさんとのやり取りでお話に取り込んでみようと思い書かせて頂きました🤫💕恒例行事😂これがないと始まらへん！みたいな、ねぇ💙 (2023年4月24日 22時) (レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年3月24日 11時
