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大「星宮さぁん、昼ごはん食べに行きません？」
そんな、大橋くんの言葉に辺りを見回す。誠也は…
キョロキョロしていると、大橋くんが吹き出す。
大「末澤やったら車で寝るぅ言うてもう居ませんよー？」
大橋くんは、私が誠也のことを探しとるって分かったんか…なんで…もしかして、私と誠也のこと知ってる…？
その真相を探るべく、大橋くんとランチに行くことに。
末「やっぱ俺も行くわ」
「い"っ……」
大「車で寝るんちゃうかったん？」
末「やっぱお腹減った」
びっくりしすぎて変な擬音語出るし、今更断るわけにいかへんし、、
大「じゃあ行こかぁ。星宮さん何食べますぅ？」
大橋くんの後ろを「お任せします…」と着いて行く私と誠也。気まずい…只々、気まずい。
結局、昼時でどこもいっぱいで。
大「このパターン多ない？笑」
結局、近くのパン屋さんで好きなパンを買って職場の休憩室で食べる。これが、私たちの中ではよくあるパターン。
末「おーはしコーヒー」
大「はいよぉ。星宮さん紅茶でいい？」
「紅茶がいいです、」
大「星宮さんはコーヒーより紅茶派やったよなぁ、」
そう言って、三人分の飲み物をいれてくれる大橋くんは何だか凄く嬉しそう。
大「砂糖は…っ」
末「ミルクも砂糖もなし」
大「なぁーーー知ってるから俺ぇ！！」
なんで。ほっといてよ、私のことなんか。
知らんフリしてよ。
大「はいっ、紅茶、ミルクとお砂糖なしね！」
「あっ、ありがとう。」
前は三人でわいわい話しながら食べてたのに、やっぱり大橋くんからしたらおかしいって思うんかな…
大「あれ、星宮さんいつも買ってるパンと違うやん」
「あぁ、あれ売り切れやったんよなぁ。残念やわぁ…」
すると、スッと伸びてきた誠也の手。私の好きなパンを差し出して、「ほれ」と言う。
「えっ、」
大「もしかして最後の一個とったん末澤！？笑」
「えっ、ええよ。末澤くんが食べたくて買ったんやろ？食べなって」
末「星宮さんの為に買った。ちゃうとこ見とったし、その間になくなったらあかんと思って」
大「末澤優し！良かったなぁ、星宮さん」
「…あ、あり、がとう。」
パンを受け取る手が震える。その手に簡単に触れられていたのに、今は遠くて遠くて。
「せやっ、お金っ」
末「ええでパン一個くらい、」
優しくするの、やめて。
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ゆうゆ(プロフ) - ふさん» えぇえ🤩ほんまですか、嬉しすぎますー！コメント見てニヤけました🤭❣️ (2023年3月17日 21時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - この作品大好き過ぎます、🥺💓これからも楽しみにしてます✊🏻🌟 (2023年3月17日 14時) (レス) @page39 id: 77b65fcba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年2月17日 14時
