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治安悪い正門くん初めて見た…正門くんでもこんなに怒ることあるんやなぁ。
西「どしたん正門、」
正「あそこにおる奴、出禁にしたろかなぁと思って」
「ちょっ、ほんまに大丈夫やから！何もされてないし！」
西「え、Aちゃん絡まれたん？」
大「どいつー？俺いこか？」
「だからもうええって、」
こっちの方がしつこいってどういうことや。とりあえず解散となって、正門くんと自宅方面に向かう。
正「A、」
「ん？」
正「俺とおってさ、ちょっとは元気になったりしてくれとる？」
「うん。正門くんとおったら楽しいで？…誠也の事はまだ引きずっとるけど、こんだけのダメージで済んでんのって正門くんのお陰やと思う」
ほんまに心から感謝しとる。一人やったら、ここまで笑えてなかったかもしれん。下手しぃ、仕事辞めるレベルやったかも。
今、ちゃんとご飯を食べて睡眠をとって笑えるのは、紛れもなく彼のお陰なのだ。
正「なら良かったわ、」
ニコニコっと笑って鼻歌を歌う正門くんは、まだ少し酔っているのか…
正「ごめんなあ、さっきは嫌な思いさせて」
「何で？別に私大丈夫やねんけど、」
正「でも俺が誘ったし、席離れたんもそうやし」
「トイレぐらいしゃあないやん笑」
ほんまに全然気にしてないし、謝られるとこっちが申し訳なくなる。すると正門くんは、私の手を取りギュッと繋いだ。
正「Aに触ったから、俺は平気ちゃうんよ」
「大袈裟やなぁ、正門くんは。」
正「あっ、また今、子供やなぁとか思った？笑」
繋がれた手はそのままに、部屋の前まで帰って来た私達。
「そろそろ離してもらっても？」
正「ん？あぁ、ごめんごめん」
スッと離された手は少し汗ばんでいた。
「ありがとう。今日も楽しかった」
正「こちらこそありがとう」
顔をズイッと近くに寄せてくるから、反射的に一歩下がる。
「なっ、なにっ？」
正「今日はどこにチューしよっかなあと思って、」
「はあ？」
正「こないだはオデコやったし、今日は…」
あかん、まだだいぶ酔ってるわ、この人…
「もう部屋入るで！おやすみ……っ……」
正「おやすみ、」
パタンと彼の部屋の扉が閉まっていった。
「なっ…」
私は右の頬に手を当てて、暫く固まっていた…
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ゆうゆ(プロフ) - ふさん» えぇえ🤩ほんまですか、嬉しすぎますー！コメント見てニヤけました🤭❣️ (2023年3月17日 21時) (
レス) id: adb2dda066 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - この作品大好き過ぎます、🥺💓これからも楽しみにしてます✊🏻🌟 (2023年3月17日 14時) (レス) @page39 id: 77b65fcba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2023年2月17日 14時
