３２やよ ページ33
戻します。
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「それ以降は警戒も薄れて馴染めたで。最初のグルッペンマジで何考えとるかわからへんかったわ」
『お前総統と仲ええやんけ…なんか羨ましいわ…』
「いや実際仲良くなったら色々厄介やで」
「ん？コネシマさん？？ゾムさんの食害権？？？」
「あぁー！！うん、やっぱグルッペンさんは優しかったで！！ほんまに！！！グルッペンさんのおかげで助かったわぁ！！！！」
「せやろ？」
俺が食害権から逃れようとグルさんを褒めちぎると、グルッペンはもっと褒めても言わんばかりに見てくる。
やめてシンプルにウザい。
『コネシマも色々大変やったんやな…』
「せやな。マジであの国クソやったな」
『やろ。やっぱ行ってみたら皆思うって』
うんうん、せやな。
すると、少しだけ右腕の肘が痛んだ。
不思議に思い、そこを見てみると、縫った痕が少しだが残っていた。
「あ、まだあったんや」
『うわほんまや…痛そ……』
「あれは緊急やったんや！敵やったから！！」
「いや分かっとるて」
「おう！！でもシッマあん時、マジで型よかったで。なんか鍛錬しとったん？」
「ん、まぁ。皆怠けるし訓練サボる奴多いし、なんでこの国に勝てると思ったんやろ」
「あの戦争向こうから吹っかけてきたしなぁ」
「マジ意味わからへんかったわあの行動」
長々と昔話を続けていると、俺の目の前にあった白い皿は、いつのまにか茶色いものが沢山乗っていた。
「あのぉ…ゾムさん……」
「ん？なんや？あ、それ？シッマの分ちゃんと取ってあげたから！！」
いやこんな食わへんし。あ、Aに食わせたろ。
「Aほれ〜食え〜」
『え、うわ！？お前そんくらい自分で食べろや！！』
「いやぁ俺もうお腹いっぱいやねん」
『さっき泣いとったやろ！絶対コネシマの方が腹減っとるわ！！おら、食え！！』
「嫌や！！」
『俺も嫌や！！！』
俺らは2人でただ争う。
皆はそれを見て笑った。
こういう朗らかな雰囲気が好きだ。
ピリピリするのは嫌い。
やから、あの時の女も嫌い。雰囲気をピリピリさせやがった。いや、それ以前に性格悪かったしな。
Aも逃げてきて正解やと思う。俺も此処に来れて正解やった。
俺の居場所は、此処やから。
『ほらコネシマ、あーんw』
「んぐっ！
『えぇ〜聞こえへん〜』
「ふざけんな！喉に詰まるとこやったわ！！」
『んっははwwあー楽しwww』
俺らの楽しい食事は、笑顔で終わった。
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みずがみ。2(プロフ) - ぜにがみさん» 有難うございます〜！！ (2019年8月6日 19時) (
レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがみ - 完結おめでとうございます〜。これからもみずがみ。さんを応援させていただきます〜。これからも頑張って下さい！！！ (2019年8月6日 13時) (レス) id: 417a32e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - しほさん» 有難うございます！！ (2019年8月5日 22時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 完結おめでとう御座います〜！密かに応援させて頂いてました。とても魅力的なお話、いつも有難う御座います。これからも楽しみにしています！ (2019年8月5日 21時) (レス) id: 0d336d7836 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - ゆきなさん» 有難う御座います！ (2019年7月31日 7時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
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