25やで ページ26
・
昔みたいに、てか昔以上にコネシマの接触頻度が増えた気がする。
さっきもまた抱きつかれ、今は手を繋いで部屋に案内されている。
『コネシマ…俺らええ大人やぞ?なんで手繋いでんねん』
「やって離したらAどっか行きそうやもん。もう離れて欲しくないんに…」
『お前はヤンデレ彼氏か』
華麗にコネシマの頭にチョップを入れる。あ、布外してもらえました。なんやかんや許してもらえた。あと軽く自己紹介して名前覚えてもらいました。幹部様の事は一方的に知ってたからそこの自己紹介は省略してもらった。お手軽やで(?)
「シッマお前…第一コミュニティは必要ないとか言っとったのに…」
「従兄弟は別や!シャオロンは首突っ込まんといて!!」
『おま、それシャオロンさんに失礼やろ』
「いや、別にええねんけど…敬語とさん付け、やめて欲しいかな?」
「これまだ服で判別できるけど服おんなじやったら判別できへんで」
「まじそれな」
とかなんとか少しだけ会話交えて、なんとなく溶け込めた。なんか下手したら拷問とかされそうやなと思ったけど、意外にも優しい人らが多くて助かった。
部屋に着いて早速、2人でベッドに座る。昔よくしていた事だ。ベッドに座り、今日楽しかった事や嫌だった事を話していた。それが楽しくて、コネシマの家にいる間は日課になっていた。
今も変わらないようだ。
『コネシマの話聞きたいわ』
「俺ぇ?別にええけど」
『じゃあ話して!早よ!!』
「ふは、やっぱ変わらんなぁ。あ、ゾムにパーカー返したん?」
『おん、皆で話しとった時に。でもやっぱ寒いわ…』
「ん、ほれ」
と、コネシマがブランケットを渡してくれた。うわ、神や。流石コネシマさん、分かってらっしゃる。
『さんきゅ。あ〜あったけぇ…』
「おぉ、生き返ってるw山ん中寒ない?何であんな場にしたん?」
『ん〜…邪魔が少ないから?』
「Aらしいなw俺も山で暮らしてみたいな」
『色々面倒やで。食料調達に畑仕事、家畜の世話…コネシマがしなさそうな事しかせぇへんで』
「Aと暮らす」
『他人任せかよ』
俺がツッコミ、コネシマがボケに回るこの習性は中々治らない。まぁ楽しくていいんだけどね。
鬱先生に夕食に呼ばれるまで、楽しく、時には怒りながら話した。
・
666人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みずがみ。2(プロフ) - ぜにがみさん» 有難うございます〜!! (2019年8月6日 19時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜにがみ - 完結おめでとうございます〜。これからもみずがみ。さんを応援させていただきます〜。これからも頑張って下さい!!! (2019年8月6日 13時) (レス) id: 417a32e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - しほさん» 有難うございます!! (2019年8月5日 22時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
しほ(プロフ) - 完結おめでとう御座います〜!密かに応援させて頂いてました。とても魅力的なお話、いつも有難う御座います。これからも楽しみにしています! (2019年8月5日 21時) (レス) id: 0d336d7836 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - ゆきなさん» 有難う御座います! (2019年7月31日 7時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ