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B2 相談 ページ4

…何かが、おかしい。



俺は確かに、何個もの部屋を通ってきたはずだ。



なのに、俺の今いる場所は…








懺悔室の扉の前だった。



Na「こんなに部屋抜かしたか…?」



不思議に思いながらも、


シャークんときんときの元へ向かった。









きん『シャークん!動くなって!!』


シャ『なかむに…何かあったかもしれないだろ…!』


きん『それでも動くなよ!!』




シャークんときんときの声だ。


どうやら喧嘩している模様。


あの2人の喧嘩は珍しい為、少し怖い。


恐る恐る戻ると…





Na「!?シャークん!!!血が!!!!」




シャークんが、


血を流しながら、


這いずりながら俺が行った方へと進んでいた。




シャ「あー…なかむ?無事か?」


Na「いや、それより自分の事を…!」


シャ「こんな血、大した事ねぇし。ッイ!?」




シャークんがその場で腹を抱えて蹲った。




きん「だから動くなって!!応急処置だから、動いたら悪化するって言ったろ!?」


シャ「だからって!!仲間を助けるのが優先だろ!?」




…気持ちは有難いが。




Na「シャークん。俺は大丈夫だから、自分の事心配して。俺は、もう、仲間が死んでほしくない…!」




最後の方は声がかすれてしまった。


うじうじ泣かないと言ったのに…



きん「…〜とにかく!!!シャークんは自分の事を見る!!!いい!?」


シャ「…はい」




シャークんはきんときに体を持ち上げられ、


壁にもたれて座る形となった。




Na「ちょっと様子見てわかった事、話すね」


きん「おう。手短に頼む」




俺は、


甘い匂いがした事、


このフロアは教会との事、


ここの住人は神父のグレイだという事、


止血剤を取りに下へ行かなければいけない事を話した。





懺悔室の事は言わなくていいと思った。





きん「ほう。その止血剤はどの階?」


Na「B5の化け物のフロアらしい」




きんときが眉をピクッとあげた。


何か気になる事でもあったのか?



きん「…その、化け物はまだ居るの?」


Na「…わからない。シャークんが確実に殺したはずだけど…」


シャ「…死んでないかもしれない。心臓、つけなかったからな」


Na「そんな事言わないで…」




きんときが何か考えている。


シャークんを守る為、だもんな。

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わんわん - めっちゃ面白いです。更新 楽しみにしています (2020年4月15日 19時) (レス) id: 25bc55c09d (このIDを非表示/違反報告)
チョコまんじゅう☆ - みずがみ。さん≫このお話好きです!更新頑張ってください! (2020年1月7日 18時) (レス) id: a52b65d449 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - arisu(WT)さん» あれは泣いてしまいますよね… (2019年1月31日 18時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)
arisu(WT) - みずがみ。2さん» みずがみ。さんエディ君好きなんですか?僕もです!!この前友達と原作見てやられるところで泣いちゃいました。 (2019年1月30日 20時) (レス) id: e4d3d4fa63 (このIDを非表示/違反報告)
みずがみ。2(プロフ) - 実況者好きのバカさん» ありがとうございます! (2019年1月21日 0時) (レス) id: 679c2618a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずがみ。 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年12月21日 20時

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