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「ーーーー、、」
ソファーに小さくまるまって寝息を立て始めた姿をみて、彼女に吸い込まれるように手が伸びる。
樹「ーーーっ、」
でも、触れることは出来なかった。
その気持ちを抑え込むように
ブランケットをかけた。
樹「A、起きて」
「んっ、、もう、じかん、？」
樹「うん、4時になるよ」
結局寝れなかった俺は
ソファーの下に座り込んでずっとAの寝顔を見ていた。
それくらいは許して欲しい。
「んんーー、、
このソファーいいな、買おうかな」
樹「...買うなよ。」
「、なんで？」
樹「ココ来りゃいいだろ」
「ふふっ、まぁそっか。」
気に入ってくれたのがソファーでも他でもなんだっていいよ。
ココに来てくれる口実を一つでも増やしたい。
「じゃあ、いってくるね」
樹「ねぇスマホ忘れてる」
「あ、やば」
樹「おれ兄さん方に怒られんのヤダよ？」
「ふふっ、たしかにバレたらやばそう」
樹「特に��先生��とかさ、」
「....、」
樹「...A、？」
「、じゅりの場合は翔太じゃない？」
翔「...あぁ、たしかに。渡辺はダルいわ。」
「べつに悪いこと何にもしてないけどね」
じゃーね、と手を挙げて背を向けたA。
さっき一瞬見えたあの寂しそうな顔は知らないフリをした。
樹「A、」
「こーら、もう行かないと」
引き止めたくて、背中から抱き締めた。
ギューってした。
そしたら心臓もギューって痛かった。
「また来るから。ね？」
樹「うん、」
「樹、だいじょうぶだからね。」
そう言って閉まったドアをしばらく見つめていた。
ーーー��だいじょうぶ��
Aからもらえるこの言葉が何よりのクスリだと思う。
それまでの重かったナニかはどっかに消えてて。
あんだけ寝れなかったのに、ベッドに横になった瞬間意識を失ってた。
ジェシー「おはよ、」
樹「はよ」
ジェシー「うん。よかった。」
樹「あ？なに？」
ジェシー「寝れた？顔色よくなってる」
樹「...あぁ、うん」
ジェシー「、俺らがいるから。ね？」
仲間がいるし、Aもいる。
樹「ジェスありがと。俺だいじょうぶだよ。」
だから、何度苦しくなってもまた這い上がれるんだ。
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＊作者より＊
こんな感じで他グループの方にも今後出てきていただこうと考えています＊
引き続きよろしくお願いします！
＊yuki＊
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＊yuki＊(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます！ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます！引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月11日 20時
