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「ごちそうさまでした」
舘「お粗末さまでした」
「おいしかった」
今日は徹底的にAに尽くす日だから。
片付けを一緒にするというお嬢をソファーに押し戻して、そんなに量もないし俺一人で済ませる。
ものの5分ほどで終わってソファーに目線を送れば、器用に身体を丸めて爆睡しているAがいた。
舘「お疲れ様。
...もっと甘えていいんだよ？」
このまま寝かせてやりたい気持ちもあるけど、せっかくならベッドでしっかり休ませてやりたい。
全く起きる気配のない彼女を抱き上げれば、照から聞いていた通り想像よりも軽くなっていて溜息が出た。
寝室に連れて行きベッドに降ろす。
舘「....、」
それなのに距離が離れないのは、ご丁寧にシャツを握ってくれてるせいで。
きっと無意識なんだろうけどさ。
こういうの結構困るんだよなぁ。
舘「ほんとに、、しょうがない子だね。」
もしかすると彼女の最大限の甘え方なのかもしれないって思うと責めることも出来なくて。
沸々と湧き上がりそうな自分の気持ちを必死に抑え込む。
添い寝したいけど自分の首を絞めるようなものだから。
起こさないように細心の注意を払ってシャツを脱ぐ。
何度も来ているこの部屋はどこに何があるかも全部把握していて。
舘「勝手に開けてごめんね。これ借りるよ。」
レッスン着にしている大きめのTシャツを拝借して、電気を消して部屋を後にする。
《 Tシャツとスペアキー借りたよ。明日返すね。おやすみ。 》
そうメッセージを送ってタクシーに乗り込んだ。
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次の日、
アラームの代わりにモーニングコールをする。
「ーーーんっ、、」
舘「A、おはよう、」
「ん、りょうた、？」
舘「うん。」
「あれ、？いないの？」
舘「寝ちゃってたから帰ったよ。」
「....、いないのにいると思ったらシャツある」
舘「あははっ、誰かさんが離してくれなかったから」
「え、ごめん。
でもなんか安心して寝れた。」
舘「...そう。ならよかったよ。」
Aの��安心する存在��になれてるのならそれでいい。
それ以上は望まないから。
いつまでも料理が苦手のままでいい。
そのままでいて欲しい。
ご飯係でもなんでもいいんだ。
ーーそうしたら俺を必要としてくれるでしょ？
▼ 今夜のオカズ 宮舘を添えて→←▽ ご飯係 red side
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＊yuki＊(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます！ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます！引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月11日 20時
