▽ ご飯係 red side ページ34
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舘「はい、召し上がれ」
「....、」
舘「め・し・あ・が・れ」
「命令じゃん、、」
舘「あなたが食べないからでしょうよ」
照から連絡がきた。
久々にAのトレーニングをしたら体重が減ってると。
舘「役作り？」
「ううん、単純に食べるの忘れてた」
舘「あのねぇ、、倒れたらどうすんの。
色んな人に迷惑かけるんだよ？」
「うん、ごめん。」
野菜をたっぷり使ったミネストローネとリゾットを作って、どちらも完食するまで見届けるのが今日の俺のミッション。
「んー、美味しい」
舘「愛情込めましたから」
「現場でも涼太のご飯食べれたらいいのに」
舘「何よりの褒め言葉ありがとう。
でもお弁当もちゃんと食べないとだめ。」
そもそも料理が苦手なAは自炊なんてもってのほかだし、何より忙しいあのスケジュール。帰ってきても出前を取れるような時間帯じゃなかったり届くのを待ってる時間すら睡眠にあててしまうのは無理もない。
舘「とりあえずコレ。
4日は持つと思うから。」
「え、こんなに作ってくれたの？」
舘「今日だけ食べたってしょうがないから。
俺が作れば残さないで食べるでしょ？」
「うん。絶対食べる。」
まだ目の前の料理が残ってるのに、タッパーの中身が気になるようで。
一つ一つの蓋を開けながら「うわぁ」と感動してくれてる姿が可愛らしくて。
そんなに凝った物は作ってないんだけどな。
思わずスマホを向けてシャッターを切った。
Aの入っていない男だけのグループにその写真と《当分は大丈夫そう》とメッセージを送れば次々に反応がくる。
照やふっかからは安心したという反応が。
翔太や目黒からは、なんで俺がAの家に行ってるんだという文句の反応。
それに対して次々にツッコミをいれていく阿部と康二とラウール。
無意味に飼い猫のスタンプだけを連打してくる佐久間。
安定のやり取りに思わず笑みが溢れた。
舘「ふふっ、」
「ん？なに？」
舘「ううん。ほらそっちは後で。
先にちゃんと全部食べちゃって。」
素直に俺の言うことを聞いて黙々と食べるA。
普段から全く弱音をはかない子だけど、流石に疲れてるのかすでにウトウトしてきていて。
食べながら眠くなるとか赤ちゃんじゃん。
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＊yuki＊(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます！ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます！引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月11日 20時
