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風磨「俺そんときからAラブだもん。」
樹「俺も。あれは惚れた。やばかった。」
そうか、あのときに
ちょっかいかけてたのこの2人だったんだ。
不覚にも、2人がAのことを好きになるキッカケを当時のバカな俺が引き出してたなんて。
後悔先にたたず、ってこういうことなんだ。
「あれ、3人でなにしてんの？」
取材も終わりスタッフ達も帰って俺らだけでダベってたら、さっきまで話題に上がってた人がいた。
風磨・樹「「 A！ 」」
「おつかれ、」
風磨「なにしてんの？」
「YouTube撮ってたの」
樹「もう終わり？」
「このあともう1本ある」
あっという間に風磨と樹に飲まれたA。
俺だってここにいるのに。
なんか急に寂しくなる。
森本「...、」
「しんたろう？」
森本「...ぎゅってして、」
「んー？なんかあったの？」
いつの間にか彼女より大きくなった身体。
でも、弟ポジションから抜けることは簡単にできなくて、こうやって甘えてみせれば、なんだかんだ言いながら答えてくれるAが好きだ。
「ん、元気でた？」
森本「...でない、」
「えぇ、困ったね」
樹「お前いい加減離れろよ」
風磨「Aも。そうやって転がされんなって。」
「あははっ、これ転がされてんの？」
樹「Aー、はやくこっち来て」
「わかったって。
ほら、慎太郎。もういい？」
離れていってしまう、
いやだ、
そう思っても仕方ないんだけど。
温もりがなくなったと思えば今度は手が握られていて。
森本「...！」
樹「ちょ、風磨！！手ぇ繋いでる！」
風磨「なんだと！？
A！俺とも繋げよ！！」
「うるさいってば。
わたし次あるから。」
じゃーね、と手を離される前に
少しだけギュッと力を入れてくれた。
「あんまり慎太郎のことイジめないでよー」
風磨「はぁ？イジめられてたの俺らだし！」
樹「そーだよ！笑」
「ふふっ、もうそんなことしないもんね？笑」
森本「...うん、」
うん。もちろん。
もうしないよ。
あのときの恐かったドキドキは、今日となればきゅんきゅんするほうのドキドキへと早変わりしていて。
さっきまで繋がれていた手が温かった。
これまでも、これからも
ずっと俺の憧れのヒトなんだ。
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＊yuki＊(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます！ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます！引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月11日 20時
