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「...男のくせに。
ビビってカッコ悪、」
先輩jr「おい、月雪。お前なにしてんだよ、」
森本「ぇっ、つきせ？」
「べつに、なにもしてません。」
先輩jr「何もしてねぇように見えねーんだけど。
怪我したらどうすんだよ。責任とれんのかよ。」
「....、」
先輩jr「なんだよその目つきは。
お前あんま舐めてんじゃねぇぞ、！」
森本「もういい。
...もういいから。おれ何もされてない。」
先輩jr「ほんとに？大丈夫？」
心配してくれるお兄ちゃんたちを横目に
去っていく背中をみて思い出す。
そうだ、あの背中は
何度も大会会場で見たことがあった、
森本「...かっこいい、」
素直に出た感情だった。
先輩jr「慎ちゃん、月雪一回シメとく？」
あいつ鼻につくしな、
女ってこと一回分からせてやったほうがいい、
そんなことで盛り上がってるお兄ちゃんたちが心から馬鹿らしく思えた。
シメる？
やめときなよ、シメられるのはこっち側だよ？
そんなこと言えないけど、
当時の俺がやっと言えたこと。
少しでも罪滅ぼしになればいいなと。
森本「あの人に変なことしないで。
してる奴いたら俺に教えて。そいつシメる。」
先輩jr「...え、？慎ちゃん？」
森本「いい？わかった？」
変わらなきゃいけないってどっかではわかってた。
でも、思うのは簡単で。
行動に移すには随分勇気がいることだった。
かっこいいと思ったその人は、
いつの間にか俺の憧れのヒトになって。
初恋だったと思う。
でもその好きという感情を��憧れ��だと必死に思い込んだ。
俺が気安く触れていいヒトじゃない。
もっと、かっこいい大人の男になるまでは。
.
風磨「おれさぁ、
ジュニアのときに慎太郎にまんまと嵌められて！」
樹「しんちゃんって呼んでいいよ？って言われて、素直に呼んだらとんでもないことになってんの。笑」
森本「もぉ、ごめんってぇ。
マジで記憶ないんだってその時代。」
事務所内で受けていた雑誌の取材中。
仲良し企画として、風磨や樹と一緒に受けていた。
風磨「でも、Aが助けてくれたんだよ」
森本「...え？」
樹「そうそう！慎太郎のこと叱ってくれたんだよな？でもAも慎太郎より後輩だからヤラレんじゃねぇかってビビってさぁ。」
風磨「逆に慎太郎が詰められてたのは覚えてるわ。笑」
樹「それくらいからだよな？
ちょっと首領が落ち着き始めたの」
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＊yuki＊(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます！ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます！引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月11日 20時
