- yellow side ページ19
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このままAをひとりにしたくなくて。
マネージャーさんにも相談して、今日はこのまま俺の実家に連れていくことにした。
時間は思ったよりも深く過ぎていて、家に着いたころには日付が回っていた。
深夜だというのに、玄関を開ければすかさずAを力一杯抱きしめる母さんの姿を見て、また少し目頭が熱くなる。
照母「お風呂湧いてるからゆっくり入っておいで」
もはやAの実家でもあるようなこの家に、少しは安心したのかさっきよりは表情も柔らかくなっていて。
お風呂場に向かう背中を見送ると、俺も肩の力が一気に抜けてソファーに身体を預けた。
照母「��りゅうちゃん��来たんだって？」
りゅうちゃんとはAの親父さんのこと。
「隆司(りゅうじ)」だから「りゅうちゃん」と母さんは昔からそう呼んでいる。
照母「怒ってた？」
照「Aが手を出したことにね。
...思いっきりひっぱたかれてたよ、」
照母「あらまー。」
照「てか全然��りゅうちゃん顔��じゃないんだけど。
年々迫力増してない？めちゃめちゃ恐かった。」
照母「あはは！そりゃ日本でも有数の空手家ですからねー。」
雑談をしながらも母さんは俺にコーヒーを入れてくれて、そっとローテーブルに置いた。
照母「さっきりゅうちゃんに連絡したのよ。今日預かるねって。
そしたら、教育とはいえ少し厳しくしすぎたから後は宜しくお願いします、だって。
ほんとに不器用なのよね、昔から。」
照「、そっか」
照母「あんたにもびっくりしてたわよ。
照、良い男になったなって。」
あんな風に見えるだけでホントはAのことよく見てるのよと言葉をつづけた。
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＊yuki＊(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます！ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます！引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月11日 20時
