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男「ははっ、怖くて力も入んないか?」

男「おい、暴れるっていってたんじゃねーのかよ」

女「だって空手強いって聞いてたんだもん。
もしかしてウソなの?笑」

男「それにしてもいい身体してんなぁ」






女の人は私が羽交い絞めされているのをいいことに何の躊躇もなく衣装に手をかけてきて、スマホで動画を撮りながらはだけさせてくる。




女「はい、じゃああとは好きにしていいよー。」

男「それあとで俺らにも送れよ?」

男「こんなのメンバーにバレたらやばいよなぁ。大人しくしてたら優しくしてあげるからね?」



「ーーーー...っ、」





気持ち悪い笑みを浮かべながら
今度は男の人たちが触れてきて。



恐怖と嫌悪感が沸き上がってきて吐き気がする。





どうしよう。とにかく抜け出さないと。






セットの物陰というのもある上に撤収作業が進められている今、この近くにはスタッフさんもいない。





考えている間も手はどんどんと進んできていて

ついには下着にまで手を掛けられる。








もうこれ以上は我慢できない、




そのとき私の中の何かが切れた。










ーー自分を守れるのは自分だけだ









強く抵抗しないことをいいことに
気が緩んでいたところを見逃さなかった。




男「、痛ってぇ、!!」





口を塞がれていた手を思いっきり噛んで、

すかさず肘打ちを入れる。





男「うっ、」

女「キャーー!!!」

男「、んの野郎、!」





すかさず私を抑えようと向かってくる奴に向かって回し蹴りを入れれば綺麗に顎をとらえてあっという間に床に沈んだ。



あと一人。

でも、その男は一番ガタイがよくて
多少の格闘技経験があるのか隙がない。






男「調子乗ってんじゃねぇぞ」





臆せず私に向かって殴ったり蹴りこんでくる手足を、なんとか手で払って距離感を保つけどそれだけで精一杯で。




さっきから上手く呼吸が出来ていないのか

頭がぼーっとしてくる。







(ーーこのままじゃ、だめかもしれない)





だんだんと意識が遠のいていく感覚になった。

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*yuki*(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます!ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします* (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
*yuki*(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます!引き続きよろしくお願いします* (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*yuki* | 作成日時:2024年3月11日 20時

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