▽ Summer Paradise 2018 ページ13
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今年も6日間・全12公演を
やらせてもらえることになったサマパラ。
ファンの皆と直接会って過ごせる楽しみな期間なのに、
数日前からどことなく違和感を感じていた。
それは、体調不良とかそういうことじゃなくて。
その違和感はステージ上ではなく
必ずライブ前後の裏にいるときにある。
やけに視線を感じたりするというか。
...なんだろう、この気持ち悪い感じ。
でも、何か確信があるわけではなく自分で勝手に思ってるだけだからメンバーに伝えるほどのことでもなくて。
ライブは毎公演楽しくこなせているし、敏感になりすぎているのかもと思い過ごすことにした。
ーーそれがあんなことになるなんて、
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ライブ最終日。
公演が終わってステージからはけると、スタッフさんにマイクを渡し挨拶を交わしていく。
その流れで少しだけスタッフさんと話し込んでいたらメンバーみんなは楽屋に戻ったのか、いつの間にか私ひとりになっていて。
私もシャワーを浴びる準備をしようと楽屋に足を進めた時だった。
女性スタッフ「月雪さん、」
振りむくと小柄な女性スタッフが立っていて
女ス「あの、上の者から衣装のことでちょっと確認をしてほしいと言われて、」
「...わかりました。脱いだほうがいいですか？」
女ス「えっと、ここだと申し訳ないので、移動してもいいですか？」
お疲れのところ本当に申し訳ないです、と謝る彼女は初めて見るスタッフさん。
見た感じ新人さんなんだろう。
もうライブも終わったのに何の衣装確認？と思ったけど、彼女に質問したところで困らせてしまうだけだし黙ってついていくことにした。
女ス「こちらでも、いいですか？」
演出のセットなどが置かれたソコは、自分たちの楽屋からはだいぶ離れていて。
確認のためだけにしては随分遠くまできたなと、なんとなくアノ違和感がやってくる。
女ス「ここなら陰になりますかね、？」
どうぞ、と通された瞬間、
「ーーっ！！」
物凄い力で引き込まれて
驚いている暇もなく、口元は誰かの手で押さえられ後ろから羽交い絞めにされていた。
さっきまでおどおどしていたはずの女性スタッフは満足げに笑っていて。
女ス「、さすがのあんたでも男3人じゃ敵わないでしょ」
「…...、」
たしかに、いくら空手ができるとはいえこんなにもガッチリ抑えられてしまってはなす術もなく。
違和感はこの人たちのせいだったのだと気がつく。
いつこの状況になれるのかライブ期間中に計画を練っていたのだろう。
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＊yuki＊(プロフ) - りさん» 数ある紅一点の物語の中から見つけていただき有難うございます！ただの溺愛紅一点ではない感じになってますが...、引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» 前作に続きコメントありがとうございます！引き続きよろしくお願いします＊ (3月12日 22時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
り(プロフ) - 初めまして‼︎この物語1から読みましたがとても考えさせられるところがあり読んでいて泣きそうになりました。続き楽しみにしてます‼︎ (3月12日 22時) (レス) @page7 id: ab4d9f1330 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 0時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月11日 20時
