5 ページ6
.
『応急処置はしたけど…多分右手はダメだろうね、右目も…形は保ってるけど…』
Patryk「そ、そんな…」
Paul「リーダー……」
Tord「……………」
『と、とりあえず本部に戻ろ?』
Patryk「車に乗りましょ?リーダー」
Tord「…………」
『私が隣の方がいい?』
Tord「嗚呼…そっちのほうが落ち着く…」
Paul「(珍しくリーダーが弱気だ…)」
Edd side
あのでかいロボが出てきて吃驚したのも束の間
Aが居なくなった
家の中に居たから巻き込まれたのかもしれない
もしかしたら死んでるかも……
Junと似たような死因で……
どうしよう、どうしようどうしよう
A……早く帰ってきてよ……
Aside
車に揺られて小一時間、本部に到着した
『ほら…起きてTord、着いたよ』
Tord「…んん?……あぁ…」
Patryk「それでは、俺たちは仕事に戻りますね」
『うん、ありがとうね』
Tord「……ちょっと一人にしてくれ…」
『分かった、部屋まで歩ける?』
Tord「…大丈夫だ」
『さぁてと…私の荷物…前使ってた席にあるね』
あー、服とかどうしよ…いま着てるパーカーしかないんだよね…
後で買お……
Patryk「…………」カタカタ
仕事の量やば………絶対押し付けてるでしょ…
『……Patryk?良かったら手伝うよ』
Patryk「………え、いいんですか?」
『うん、それ…Tordから押し付けられたやつでしょう?』
Patryk「……はい」
『じゃあやるよ、半分くらいもらうね』
Patryk「ありがとうございます…」
『じゃあ、頑張ってね』
Patryk「はい…!」
『………』カタカタ
『……ちょっと様子見に行こうかな』
Paul「ヒナさんどこか行くのですか?」
『うん、Tordの様子見に行こうかなーって』
Paul「あぁ、リーダーのところですね、分かりました」
『じゃあ見に行ってくる』
コンコン
『……Tord?』
Tord「……Aか…入ってきていいぞ…」
『入るねー…』ガチャ
『腕とか目、大丈夫?痛くない?』
Tord「まぁ、なんとか…」
『…?持ってるのって、あのロボの一部?』
Tord「嗚呼、右手は使えそうにないからな…切断してこれを装着しようと思って」
『なるほど…早めにやった方が良いかも』
Tord「そうだな、2日後にやる予定だ」
『分かった、私も手伝うよ、あの二人にも私から伝えとく』
Tord「嗚呼、ありがとな」
28人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
偉大なるベンザ様(プロフ) - ぱんださん» ぱんださんありがとうございます!更新頑張りますね! (2022年5月11日 8時) (レス) id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ - ベンザ様!絵チャで会った匿名ぱんだですー!更新頑張ってください!! (2022年5月10日 19時) (レス) @page13 id: 09ea39bfdc (このIDを非表示/違反報告)
偉大なるベンザ様(プロフ) - melk_milkさん» ありがとうございます!がんばりますね!! (2022年4月25日 10時) (レス) id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
melk_milk(プロフ) - くそうっ…!面白過ぎるっ…!!負けたっ……!!!(当たり前)めっさ応援してます!更新頑張れ!! (2022年4月24日 0時) (レス) @page12 id: feac789a4b (このIDを非表示/違反報告)
偉大なるベンザ様(プロフ) - シウ(Siu)さん» ありがとうございます!がんばりますね!! (2022年4月7日 8時) (レス) id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ベンザブロック | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/benza/
作成日時:2022年1月21日 13時