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XAN「!…そうか…てめぇ!!」
チェ「!!XANXAS様いけません!
ここで手をあげてはリング争奪戦の意味が!拳をお収めください!!」
仲裁に入るチェルちゃんの一人。
……危ないよね。行かなきゃ。
XAN「うっせぇ!!」
チェ「!!」
A「…──やめて。」
XANXASサンの拳がチェルちゃんに当たる直前、僕の掌が受け止めた。
痛いくらいの炎も、今は何ともおもわない。
ランボ君は、まだ僕の腕の中だけど、ちょっと我慢してね。
A「…僕の大切な部下を傷つけるな。」
チェ「っ……A…様…。」
XAN「てめぇは…。」
XANXASサンは拳の力を緩めず、僕をまじまじと見てくる。
A「チェルちゃん、この子を。」
チェ「!ぁ…はい。」
ランボ君をチェルベッロに預け、僕はXANXASサンを睨む。
A「…本来なら、ツナのリングもXANXASサンのリングも、没収となります。
が、今回は…ツナのリングのみ、没収させてもらいます。」
ツナ達の方は一切見ず、淡々と告げた。
僕は冷静に、争奪戦を邪魔した事と、守護者が守護者を殴る事とを秤にかけただけ。
XAN「…てめぇ、カス鮫の言ってた女か。」
A「だったら、なんですか。」
XAN「何故ここまでの力を持っていながら、あいつらの肩を持つ。」
未だに拳は離されず、更に力が入った気さえした。
でも、ここで負けるわけにはいかない。
A「貴方には、関係のない事。」
XAN「ハンッ…。」
少し呆れたように鼻で笑うXANXASサン。
そして、
XAN「その反抗的な瞳、気に入った。」
A「…は?」
いきなり、憎悪の瞳から一転して、好意的な視線を向けられた。
…い、意味わからん。
XAN「…この争奪戦、賞品にテメェ自信もつけろ。」
A「なっ……。」
XAN「このモドキどもが勝つと確信してんだろ?なら、構わねーはずだ。」
……痛いところ、ついてくるなぁ。
でも、僕は賞品とかにされるの嫌いなんだよ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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桜歌(プロフ) - momoさん» ありがとうございます!それじゃあ責任もって完結させなきゃですね!いつまでかかるかわかりませんけど、これからもよろしくお願いします!! (2017年6月5日 22時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 完結するまでずっと見つづけます。これからも頑張って下さい。 (2017年6月3日 21時) (レス) id: 57cd0e7c38 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌(プロフ) - momoさん» コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していきますので、また見ていただきたいです! (2017年6月3日 20時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 更新ありがとうございます。次の更新楽しみにしています。 (2017年6月2日 7時) (レス) id: 57cd0e7c38 (このIDを非表示/違反報告)
桜歌(プロフ) - やっと更新できました!お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。 (2017年6月1日 21時) (レス) id: 64520691b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜歌 | 作成日時:2017年3月28日 14時