鉄帽子の遣い様は"偽り"を愛す.3【家庭教師ヒットマンREBORN!】

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掌から溢れ出す電流は、学校を伝い流れていった。


窓はほぼ崩壊してしまっていて、どうやって修復しようかなどと考えてしまう。





レヴィ「！！！あれだけの電流を地面に…！？」


ラン「電気はオレにとっちゃ仔猫ちゃんみたいなもんだ。
…もっとも、本命は彼女だけだが。

分かるかい？オレは完璧な電撃皮膚(エレットゥリコ・クオイオ)を完成させている。」





一瞬目が合ったのは、多分気のせいだと信じたい。




家光「遠い将来、開花するかもしれないこの雷の守護者の資質にかけてみたんだが…」


ツナ「父さん！！」

家光「オレの見込み以上のようだな。」





いつの間にやら現れた家光サン。

随分いい目をお持ちなことで。





了平「よくわからんが圧倒しているぞ！」

獄寺「ああ。この勝負もらったぜ！」

ツナ「よ、よかった〜…。」



ラン「あなたたちに喜ばれると照れる。」





少しだけ頬を染め、やはりまだ少し幼い感じを見せてくれるランボ君。


それが、何故かとても微笑ましく思えてしまう。



……って…。





A「(いやいや。それどころじゃないってば…。)」




なんだか、自分でも最近可笑しいと思っちゃう。


…変わりつつ、あるのか。僕は。





A「(……そんなの、許された事ではないけどね。)」




今はただ、君に勝ってもらいたい。


それだけが僕の願い。



……負けないで。

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ラッキーカラー

あずきいろ

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