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佐久間side


「さっきから人様に対して無礼だよ」

目「いいじゃん所詮人間だし」

「もう言い方…」


お客様用と貸してもらった部屋に籠る


目「…っていうか、ここ稲荷山なら初めから言ってよさっくん」

「いやぁ…言ったら着いてこないかなって笑」

目「何それ…まぁでもここが稲荷山なら付近にいるかもな」

「探せそう?俺感が鈍いから働かないんだよね…おまけに今夏だろ?暑くてまじ溶けそうで…」


冷房全開で部屋を冷やす


目「研ぎ澄ましてはいるけど…完全に気配消してる」

「…とんでもない親友持ったなぁ」


すると突然襖の向こうから声がした


向「お二人さんご飯できたけど食べる?」

「え、食べたい!!」

目「えー食べんの?」

「いいじゃん、美味しそうな匂いしてるし」

向「じゃあ大広間集合で」

「わっかりました!!」


彼は静かに襖を閉めていった


「礼儀があるね向井さんは、めめと違って笑」

目「あんなやつと比べんな」

「もっと素直になりなよ、誰に対しても」

目「いつもそれ言ってね?」

「…よく言われてたから」

目「早く探さなきゃな」


本当彼への忠誠心は一番あるんだよな目黒は


目「はぁ…しゃあない、付き合うよ」

「めめ…一応俺の方が年上だからね?言葉遣いをね」

目「また説教…俺の身長抜いてから言ってよね笑」

「もぉ〜身長いじりできたら言い返せないじゃん!!」


あまり遅くなっても悪いと思い急いで大広間に向かった

―――――
向井side


「ふっかさんも起こしたし、二人も呼んだしこれでええかな」


大広間に夕食を並べる


「翔太くんは…後でええか」

佐「佐久間さん到着〜お、一番乗りじゃん!!」


暖簾をくぐって元気いっぱいな佐久間さんがやってきた


「あ…佐久間さん、目黒さんと一緒やないんか?」

佐「めめはもう少ししたら来るって」

「了解」

佐「…そう言えば神主さんは?」

「翔太くんは多分外やな…」

佐「じゃあ呼んでくる!!」

「あ!!今行ったら怒られる…って行ってもうた」


俺の言葉も聞かずに玄関先まで飛び出ていき、代わりにふっかさんがやってきた


深「はぁ…もう全身痛い…台所も直さないと」

「あ、ふっかさんその事なんやけど直さんでもよくって」

深「え、いや翔太怒るでしょ…それじゃ」

「ちゃうねん、直ってるんやって」


慌てたふっかさんは台所に急いで確認しに行った


深「どういうこと…」


何かがおかしい…説明できない何かがこの神社で起こっている

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雨乃ふあ(プロフ) - えなさん» 閲覧していただきありがとうございます。毎日更新できるように頑張ります (2021年3月10日 2時) (レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2021年3月8日 12時) (レス) id: dc9b401a24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨乃ふあ | 作成日時:2021年1月26日 13時

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