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「………え?」


誰もがその声にびっくりしただろう


「照…阿部ちゃん……」

岩「よぉ!!久しぶりだな、佐久間」


……んだよ、わざとらしい


阿「ラウールが勝手な行動するからさ…まじで探すの大変だったんだから」

「…お前ら何しに来たんだよ」

岩「そうだなぁ…いやさ、ラウが面白そうなことやってたから」

ラ「照くん聞いてよ!!佐久間くんとめめに虐められたんだよ」

「ちょ、お前」

岩「は?佐久間…ラウを虐めてやるなよ。同じ妖だろ」

「別に虐めてない、てかラウールが翔太たちを襲うからだろ」

岩「やっぱり人間側につくんだな、元に……なんでもないや」


馬鹿にしたような寂しそうな、なんとも言えない表情を見せた


―――――
目黒side


奴らは突然現れたのだ


阿「やっほ、あれめめこんなところにいたんだ」

「あ、阿部ちゃん!?」

阿「何やってんの?早く妖界帰ってきなよ、舘様連れてさ笑」


冷笑しにこやかな笑顔を見せた


阿「そ・れ・と・も…」


と言って近づいてきた


阿「もしかして舘様逃げた?」

「だ、舘さんは逃げてなんかない」


多分だけど…


阿「じゃあなんで姿が見えないのかな?」

「そんなの知らないから」

阿「めめそんなに殺気立てないでよ、怖いじゃん」


殺気立てずにいられるかって


「何しに来たんだよ」

阿「何しに、か…佐久間とめめを捕まえに来た。とでも言っておこうかな」

「なんのために」

阿「そりゃまぁ人間と仲良くしてるから?」

「なんで!?別にいいじゃん」

阿「別にいい、か…妖と人間が一緒にいていいわけねぇだろ!!」

「……!!」


怖い。やっぱ阿部ちゃん怖いわぁ


阿「あ、ごめんごめん。口が滑っちゃった」

岩「阿部、あんまり騒ぎ起こすなよ?」

阿「分かってるって」


どうする、どうすれば


佐「めめ」

「佐久間くん…この状況どうしようか」

佐「分からない、妖力は完全にあっちが勝ってる」

「思いたくないけど…だよなぁ」


妖だけならまだ暴れ回れたが翔太くんや康二くんがいるわけで


「この場で妖力を100%出すのは危ないし」

佐「確かにな」


とりあえず二人の守りを優先に


岩「…あ、君さ」

向「………っ、あん時の」

渡「あの時のって…康二!!しっかりしろよ」


驚いたがためかへにゃりと康二が倒れた


岩「弱いなぁ、流石人間だよ笑」

渡「もう康二には手出しさせねぇから!!」

岩「へぇ笑」


二人の威圧感で妖の俺ですら恐怖を感じるようだった

<第陸章>神主VS三管領→←・



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雨乃ふあ(プロフ) - えなさん» 閲覧していただきありがとうございます。毎日更新できるように頑張ります (2021年3月10日 2時) (レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2021年3月8日 12時) (レス) id: dc9b401a24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨乃ふあ | 作成日時:2021年1月26日 13時

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