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向井side
あの日やってきた妖二人組は"ばいばーい"と元気よく屋敷を去っていった
「はぁ…行ってもうたな」
深「そうだな…ちょっと寂しいかも」
渡「どこがだよ、帰ってくれてやっと落ち着ける」
しょった君は相変わらずな口調
深「ふぁぁ…お客さん帰っちゃったし俺も家帰ろうかなぁ」
「ふっかさんも帰っちゃうんか」
深「まぁ…そろそろ現実逃避してたレポート書かなきゃだし?」
渡「ふっかも帰るのか、それはそれは良かった」
深「おい笑、もうちょっと包んだ言い方あるだろ」
渡「えぇー、…ある?」
深「あるわ!!」
それから少ししてふっかさんも自分の家へと帰っていった
渡「やっといつもの日常になったな」
「せやね…だけどやっぱ静かな気もする笑」
渡「……ほんの少しな」
「なんややっぱ翔太くんも思ってたんかいな」
渡「う、うるさいな!!」
顔を赤らめて強気に言い散らす
渡「も、もう部屋こもるから何か重大なこと以外は話しかけるなよ」
「はいはい…」
恥ずかしかに負けたのか部屋に戻っていった
「翔太くん素直になれへんだけなんよな…分かってるからな」
―――――
「〜♪〜♪」
夕暮れ時、今晩食べるものを作っている最中だった
?1「すみませ〜ん」
「…ん?なんや、はーい」
表で複数人の声がした
「どちら様ですか?」
?1「実は道に迷ってしまって…」
「なる…ほど…」
?1「それでもし宜しければ一日だけ泊めてもらえないかなと思いまして…」
「は、はぁ…ちょっと待ってくださいね」
どうしよう
うちはいつから旅館になったんだ!!とは思ったが"無理です"なんて言うのも気が引ける
?3「いやぁ…暗くなってきたなぁ、この道帰るの怖くない?」
?2「まぁまぁ、無理だったら仕方ないだろうし」
まぁ、ええか。一日だけやしこの人たちを暗い中返すのも危ないだろう
「すみません、一泊だけなら大丈夫ですよ」
?1「本当に!?ありがとうございますっ!!」
?2「迷惑かけましたね…助かりました」
?3「ありがとうね、お兄さん」
「お客様は三人でよろしかったですかね?」
?1「はい、大丈夫です」
「では、こちらの客間にどうぞ。今ご案内しますんでね」
流れるようにお客さん三人を客間に案内した
「じゃあ…ごゆっくりしてくださいな」
?3「うぉぉ、部屋広っ!!」
?2「あんまりはしゃぐなよ」
?1「ありがとうございます」
眼鏡をかけた青年は最後まで丁寧に感謝を述べてくれた
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雨乃ふあ(プロフ) - えなさん» 閲覧していただきありがとうございます。毎日更新できるように頑張ります (2021年3月10日 2時) (レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2021年3月8日 12時) (レス) id: dc9b401a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨乃ふあ | 作成日時:2021年1月26日 13時