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目黒side


「あれ佐久間君は?」


大広間に行くと佐久間君の姿が無かった


向「あぁ…佐久間さんなんやけど…」

佐「たっだいま〜」

「佐久間くんどこ行ってたんだよ…」

渡「…ぜぇ…はぁ…」

向「翔太くん!?どしたんそんな息上がって…」

渡「…こいつ…走んなよ…はぁ…」

佐「だって早く戻りたかったんだもん」


口を尖らせて言い訳をする


渡「足元もわかんないし怖かったんだぞ??ほぼ感覚で帰ってこれたから良かったけど」

佐「ご、ごめんなさい…」


しかもめちゃめちゃ仲良くなってんじゃん


向「佐久間さん…頼むから無茶だけはさせないでくださいね」

佐「以後気をつけます」


全く、何楽しんじゃってんだか…

終始彼はニコニコしながら神主の方をチラ見する


「…意味がわからない」

佐「…?めめなんか言った」

「…別に」


ここで怒ると彼の性格上文句を言うだろうから…対応が面倒くさくてね


佐「はぁ、やっとみんな揃ったね!!」


隣に佐久間くんがドカッと腰を下ろす


「人様に迷惑かけるな…ってどの口が言えたんだか…」

佐「まぁまぁまぁ、そんなにプンプンすんなって笑」

「別にプンプンしてないけど…」


俺はただこの人たちとこれ以上の関係を築きたくないだけ


佐「めめったら〜視線が怖いよぉ」

「めんどくせ…」


何年と一緒にいるけど佐久間くんの考えてることは分からない

いつまでも子供っぽいというか幼さの塊だ

―――――
向井side


目「いただきます…」

佐「いっただきまーす!!」


お客さんであるお二人はお腹空いていたのだろうかうどんを勢いよく啜っている


向「お客さん悪かってん、うどんみたいな簡単な物しか作れんくて」

佐「んんん…じぇんじぇんおいひいからよきぃ」

目「……佐久間くん口の中無くしてから喋って」

佐「ふぇっ!?まじぇで??」

向「あっはは…面白いな君たち」


久しぶりに食卓に賑やかさが加わる


いつもは翔太君と二人きりで食べてるからな

下手したら翔太君とも時間が合わなくて一人の時もあるし


「あ…お茶がないみたいやな…今持ってくるわ」

佐「ありやとぉ」


一人席を外し台所でお茶を汲んでいた時だった


深「何が起きてんだ!?」


突然ふっかさんの大声が聞こえた


「…ふっかさん?急にどうしたんやろ」


お茶汲みを中断し急いで大広間まで戻った


「どしたんふっかさん、声荒らげて…なんやこれ!??」


大広間に戻るとそこは一面真っ白に染まっていた

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雨乃ふあ(プロフ) - えなさん» 閲覧していただきありがとうございます。毎日更新できるように頑張ります (2021年3月10日 2時) (レス) id: bc9832efa4 (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください (2021年3月8日 12時) (レス) id: dc9b401a24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨乃ふあ | 作成日時:2021年1月26日 13時

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