検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:70,048 hit

11.戦闘 ページ11

_Aside



私は闘えるのか分からないけど

ただこの鬼を倒すことだけを考えた

屈んで勢いよく鬼に突っ込めるよう脚に力を込めた

私は鬼だから回復出来る

それだけが私の長所だ

ならば特攻するのみ

地面を蹴ると思っていた5倍ぐらいの速さで鬼に迫れた

鬼「やっぱり人間の味方かあ!!」

鬼は更に愉快そうに目を細めた

それも束の間鬼の頸は飛んでいた

『あれ、』

私の手によって

鬼「なぁっ!?」

日輪刀じゃないのが残念だ



その後近くにいた炭治郎さんが鬼の頸を再度切りつけ闘いは終わった

終始私達は無言だった

『なっ、なんか私強かったですね』

あはは、と乾いた笑いが漏れる

善逸「…てよ、」

『え?』

善逸「そんなに強いなら言ってよぉおぉぉ!!」

『うわぁあぁぁ』

ガクンガクンと肩を揺らされ目が回る

伊之助「うるせぇぞ紋逸!!」

炭治郎「そうだぞ!Aから手を離せ」

2人に押さえつけられ善逸君はさっきより静かになった

いや、それでも十分うるさかったけど


炭治郎「Aはなんでそんなに強かったんだ?」

『えっと、よく分からないんです。闘ったのも初めてだし…』

伊之助「お前!俺と闘え!!!」

『えぇ!嫌です!!!』

距離をとったら詰められ、さらに距離をとったら詰められ

延々と繰り返しているうちに日は登った

炭治郎「あっ!!A!!!急いでこの中へ!!…って、必要ないんだったな」

『ふふ』

陽の光を浴びても消えないなんて、鬼だとは思えないけれど

これも長所だと思う

それから、必要以上に慌てる炭治郎さんは結構、いやかなり可愛かった

12.帰還→←10.本気



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (136 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
299人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名無し97177号(プロフ) - 物凄く私の好きなのにドストライク!これかも応援してます。!続き気になります!! (2019年9月29日 22時) (レス) id: e9ddd80024 (このIDを非表示/違反報告)
@トマト - 結婚しよ (2019年8月25日 14時) (レス) id: b84b38a155 (このIDを非表示/違反報告)
多雨(プロフ) - 零さん» え、結婚する? (2019年7月28日 20時) (レス) id: 3a7e52d2ad (このIDを非表示/違反報告)
- 私なら秒で嫁いく (2019年7月28日 19時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
多雨(プロフ) - 零さん» えっ、超好き、、、 (2019年7月28日 17時) (レス) id: 3a7e52d2ad (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:多雨 x他1人 | 作成日時:2019年7月19日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。