デイドリーム2 (ページ11)

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心配なんなんだよ③ ページ11

緑side

流星にあんな態度取ってしまって後悔してる

イライラしてんだろうな、

前、クラスメイトの男子が

｢神山最近、太ってね？｣

藤井と一緒にいるからそう見えるだけやろ

気にしない方がいいって、わかってるけど

流星にはじはかかせたくないからって思って

必死にダイエットしたのに、

なんで、あんなに怒るん、

青｢ともっ！｣

そんなことを思っていたら

流星が息を切らして歩いてきた

走ってきたんやなんて、思いながらみてると

青｢なぁ、とも、なにかあったんなら

言ってや、｣

緑｢別に何もないよ｣

青｢じゃあなんでこんなに痩せとるん？｣

緑｢っ、｣

青｢俺のせい？｣

緑｢ちゃうよ、｣

自分の口からじゃなくて

流星が自分自身で気づいて欲しいって思うのは

なんでだろう

青｢俺はどんなともでもいい、｣

｢外見なんて気にしないから

やから、無理なことはせんといてよ｣

緑｢嘘つけ、外見が1番大切やろ｣

優しい流星に甘えればいいのに

どうしても反抗的な態度を取ってしまう

なんで、こういう時だけ優しんだろうなって、、

青｢どんなに可愛い女の子がおっても

俺はともにしか興味があらへんよ｣

緑｢なんで、そんな言葉かけるん、

クラスメイトの男子に太ってるって、

流星とならんだらっ、流星はスタイルええのに

俺だけっ、流星にはじかかせたくないから

頑張って痩せたのに、｣

ダメや泣いちゃだめやのに

自然と涙が出てくる

青｢とも、泣かんといてよ

知ってるやろ？ともの涙には弱いんやって｣

流星はそう言うといつも頬を撫でてくれる

そして抱きしめて言ってくれるんだ

青｢ともは俺だけに可愛いって言われればええの、

やからそんな男のことなんてきにせんでええんよ、｣

緑｢っ、｣

これだから、

どこまでも流星のとりこになってしまう

青｢水飲み？｣

緑｢やっ｣

わがままになってしまうのは

流星が好きやからなんかな、

青｢たくっ、しょうがないな｣

そう言うと流星は自分の口に

水を含んでキスをしてきた

緑｢んっ、ぷはぁ、｣

自分の喉に落ちていくのがわかる

緑｢流星っ｣

青｢ともは溜め込むからな笑｣

なんて言ってはにかむ流星

青｢さーてと、そのクラスメイト誰か教えて？｣

今度は悪魔の微笑みを浮かべた

その後どうなったかは流星と俺だけの秘密

そして

青｢結局俺のせいちゃうやん、大毅のやつ。｣

なんて言っていたことも2人だけの秘密