お願いだから離れてください【神代類】

Episode14※ ページ24

類side

『……おや？なんだろうこれは…』

学校に行くと、僕の机にひとつの小さな瓶が置かれていた。

『一体誰が置いたんだろう…』

瓶をよく見ようと持ち上げてみると、微かにAくんの匂いがした。
ということはこれは…Aくんからのプレゼント？？

『ふふ、Aくんはやっぱりツンデレだね』

Aくんのくれるものなら安全だ、
これは家に帰ってから飲むとしよう。

そう思い僕は瓶をカバンにしまった。


┈┈┈┈┈┈


家に帰ったら僕はすぐカバンから瓶を取りだした。
Aくんがくれたものだ。きっと、いや、絶対美味しいに決まっている。

僕は勢いよく蓋を空け、瓶の中身をすべて口に含んだ。

飲み込むと何だか変な感じがした。

いつもAくんのことで頭がいっぱいだけれど、今はそれ以上にAくんのことが頭から離れなかった。

笑う顔、怒った顔、泣いている顔、全てが愛おしい。全て僕のものにしたい。

あぁ、僕のAくん、Aくん、Aくん、A、A……

今僕以外のヤツと話していると考えるとじっとしていられない。

笑うのも、泣くのも、怒るのも、見せるのは僕の前だけでいい。

それなのにAは…僕以外のヤツにも愛想振り撒いて…


僕以外ののヤツと話す悪い子は、閉じ込めておかないとね……？




『ふふっ、すぐ迎えに行くよ。待っていてね、A。』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ついに…！！！！ヤンデレ復活させます！！！！！
頑張って書きますので見てくださるととても嬉しいです！！！

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