HappyHalloween…？ ページ22
今日は珍しくいつもよりすごく早く家を出た
制服の上に着ているカーディガンの色も変えた。
全てはあの人…類先輩に見つからないために
『…はぁ、なんでここまでしないといけないんだか…』
こんなことを言っているがこの行動は全て自分を守るためなのだ。
今日は10月31日…ハロウィンである。
そんな日に類先輩と出くわしたりしたら…
類『やぁAくん！今日はハロウィンだね！沢山イタズラをしてあげようじゃないか！！』
……想像したくない…
そんなことを考えている間に学校へ着いた。
『ふぅ……ここまで来れば安心…』
「おはようAくん」
…後ろから類先輩の声がする気がするんだけど…気の所為だよね
…うん！！きっと気の所為…
類「どうして無視するんだい？」
…ああ神よ、なぜ私にこんなに試練を与えるのですか？
今類先輩は私の前で少し屈んで私の顔を覗き込んでいるため、もう無視はできない。終わった。
『…おはようございます』
類「そんなに嫌そうな顔しなくてもいいじゃないか」
しょうがないじゃないか。だってこういう行事のとき、類先輩ろくなことしないんだから。
類「おや、今日はカーディガンの色が違うねぇ
やっぱりAくんはどんなものでも似合うよ」
『そうですかありがとうございますそれじゃ』
類先輩の話を聞き流して、わたしは足早にこの場から離れた
…離れたかった
類「おや？どこに行くつもりだい？まだ話は終わってないよ？」
『やめてやめてやめてやめて』
動こうとしたら類先輩に腕を掴まれてしまった。
しかもかなり力が強い。本気すぎだろこの人
類「Aくん」
そう私の名前を呼ぶと類先輩は顔を近づけてきて
類「Trick or Treat？」
『…ひっ』
…最悪だ。今日の努力が全て水の泡…
だけどこんなことになると見越してお菓子を持ってきた。我ながら天才。
『お菓子が欲しいの？しょうがないな……って、あれ？』
おかしい、ポケットに入れておいたはずのお菓子がない。
絶対に持ってきたはずなのに…
類「おや？どうしたんだい？
もしかして…お菓子を持ってないとか？」
『っいや？！そんなわけないじゃん！！絶対あるから！！』
その後ポケット以外にも入ってないか探してみた。
…どこにもなかった
『……』
もうどうにでもなれ。どんなイタズラでも受けてやるよ。
類「なかったみたいだねえ、それじゃあ＿＿
今日1日、僕の恋人になってくれないかい？」
『…はあ？！』
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はる。(プロフ) - 霜月さん» ありがとうございます！！！！頑張ります！ (2023年4月17日 20時) (
レス) id: de9943c79d (このIDを非表示/違反報告)
霜月(プロフ) - こういう話好きです(ﾉ≧ڡ≦)☆これからどうなっちゃうのか楽しみです！！ (2023年4月17日 19時) (レス) @page20 id: 62d4ca850a (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - とまとぷりっつさん» ありがとうございます！もっと寿命伸ばせるように頑張りますね(？) (2023年4月16日 9時) (レス) id: de9943c79d (このIDを非表示/違反報告)
とまとぷりっつ(プロフ) - ああうん大好きです☆(( ありがとうございます、今日も寿命が延びました(?) (2023年4月16日 4時) (レス) id: fe5bbb2e25 (このIDを非表示/違反報告)
はる。(プロフ) - cherry blossomsさん» ありがとうございます！これからもマイペースに頑張るのでよろしくお願いします！ (2023年4月15日 21時) (レス) id: de9943c79d (このIDを非表示/違反報告)
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