私、失敗しないので

Dr. 31 ページ32

最終選別が始まって今日で最後の7日目

あれから炭治郎と全っぜん合わないし、もうここがどこすら分からないけど珍しくこの山から出ていないらしい、私すご




鬼「ガァァァァ」



貴『やぁ鬼さん会う確率高くねぇかい？ん？？』



人には会わないのに鬼に会うんだよ、私人に嫌われてるの？泣くよ？



貴『ねぇぇぇえ！私めっちゃ迷ってんじゃん！ちょっと！ここどこぉおぉお！』



来た時はあんなに藤の花咲いてたくせによォ･･･今全然ないし･･･








あ、そうか！！！藤の花の匂い！それを辿ればいいんだ！



私は毒がある花や薬草になる物の匂いは嗅ぎやすい



貴『こっちかァァァァ！！』



今まで出したことの無いほどの全速力で微かに匂う藤の花の匂いを辿った

道中やはり鬼に遭遇するがもう構ってらんないんだよ、7日目だぞ最終日だぞ腹減ったんだよこんちきしょうが！



貴『はぁいどいて下さァァい！』



しばらく走っていると藤の花が見えて来た
私遅刻かな？？なんか人影見えるよ？

なんか学生の頃思い出すよよく遅刻してた、そして教室入って席座った瞬間寝てたわ



貴『ぎりぎり大丈夫？？』



炭「！！Aｯ！！！お前っ遅いしすぐ俺とはぐれたから心配で心配で！」



貴『はい！ごめんなさいぃ謝るから泣かないで！ほらあの可愛い女の子喋ってたでしょ！邪魔してごめんなさい！どうぞ続けて！』



話を聞くあいだずっと炭治郎が抱きついてきてた。長男可愛い。



「では本日中に玉鋼を選んでいただき刀が出来上がるまで十日から15日となります」


「さらに今からは鎹鴉をつせて頂きます」

パンパン！

可愛い女の子1人が手を叩くと空から鳥が肩の上に乗ってきた





善「え？鴉？これ、雀じゃね」ﾁｭﾝ



貴『あら可愛い。そして私のも鴉じゃなくて鷹じゃね？爪が痛い痛い』



なに、カラス足りなかったの？だからって鷹にする？雀でいいよ！私も



え、待って、生き残ってるこの中にめっちゃ可愛い女の子おるやん後で口説こ←



貴『よろしくね〜お前の名前はミスジゴロウだ。』←



炭「それはさすがにその鷹が可哀想だぞA」




「鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます」


だから･･･鴉じゃねぇ私と善逸



バシッ！！！


「どうでもいいんだよ鴉なんて！」


ガッ！！


「刀だよ刀！！今すぐ刀をよこせ！！鬼殺隊の刀！！"色変わりの刀"！！」


男は可愛い女の子に手を挙げたぞ、許さん血祭りだ



炭「この子から手を離せ！離さないなら折る」



貴『もう複雑骨折させちゃって炭治郎』←

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