私、失敗しないので

Dr. 117 ページ19

窓から部屋に入るとマジでボロボロになっていた

タンスは倒れ、鏡は割れ、畳は切れていて壁にも大きな切り傷が着いていた


やっべ、器物損壊で逮捕される。

あのお姉たんがやりましたァって行って突き出したい。


あ、この時代無いか！んじゃやり放題！←そんな訳ない




貴『なんか四次元ポケットとかですぐ出てきたら良いのに･･･


あ、そうだ、絶対堕姫相手だと怪我人が出るな･･･ちゃんと応急処置キット用意しとかないと、



アキラさん！』



鷹「なんだ、主人」



ずっと私の跡ついてきてストーカー紛いなことしてたんじゃないかってくらいすぐ来たんだけど



貴『この戦い終わったら蝶屋敷にひとっ飛びしてある日と連れてきて？この紙を渡したら絶対来るから』


鷹「御意」



そう言ってまたどこかへ飛び立った



貴『さて、刀も回収したし、応急処置キットはちゃんとすぐ使えるように置いといたし

なんか外からたくさん爆音聞こえるから早く行かなきゃ』




もうめんどくさいからこの窓から飛び降りたれ。



貴『着地！！足ジンジンする！


ってはぁ！？炭治郎、なんでこんな怪我人出てんの！！！

あれ、炭治郎！？何処！？』



堕姫の姿も見えないと思って見渡せば屋根の上に2人とも居た

ごめん炭治郎、やっぱ私医者だわ



貴『大丈夫ですか？、左手首が･･･

切らてからそんなに時間は経ってませんよね？』


「は、はいッ、」



なら止血を先にしなきゃ、あと･･･あったあの手首か


少し離れた場所に落とされたさっきまであの人の1部だったモノが転がっていた


貴『そこの宿の人！外に出なくていいからタライに氷と水大量に入れて！』



「は、はいぃぃ！！、」


ここの奴ははいぃぃとかしか言えんのか！！


「あの。どうなさるんですか･･･ッ」


止血をして、手首を拾い宿の中に入ると男の人にそう聞かれた




貴『･･･ちょっとした魔法を使います。


ちょっとここ押えて待っててください』




ﾄﾞｼｬｧｧｧﾝｯ！！！


貴『っ！？屋根から、炭治郎大丈夫かな』




心配する余裕があるならできることやれって炭治郎に怒られそう、早くしなきゃ







貴『今から緊急オペで、切断された手首の″結合手術″を行います』




私の言っていることに追いつけていないのかみんな結合？手術？と言っていた


貴『くっつけるって言ってんのアホ！

喋る時間あるなら早く動け！！』



「「「は、はいぃぃ！」」」


だからその言葉好きなの！？ウザイな！

(やっぱり医者の仕事になると性格変わるなぁ)

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