4y twins2 ページ4
そう言ってママは一呼吸置き、2人の頰を優しくこちらに向けた
マ「レイと同じでね、ママも2人のことは本当の双子のように思えるのよ。
だって2人ともそっくりなんだもの。
きっとずっと一緒に居るから考え方も似てくるのね。
いつも元気に挨拶してくれるところも、兄弟思いで面倒見が良いところも、今みたいに喧嘩っ早いところもそっくりだわ。」
ママが言った最後の言葉に少し圧を感じた2人は、バツが悪そうに同時に顔を少し外側に向けママから視線を外した。
マ「(フフっ！そういうところがそっくりなのよ…！)」
2人の様子に笑いをこらえながら尚もママは続ける
「…例え、髪の毛の色が違っても目の色が違っても、
血が繋がっていなくても、貴方たちはこのハウスで
一緒に育ってきた兄弟なのよ
私にとっては可愛い子どもであり貴方たちは双子も同然。
ママはそう思うわよ？」
エ「…じゃあ、私たち 双子になっても良いって事だよね。
血が繋がってない双子」
そう言ってエマはAの方をみた
その顔は少しだけ嬉しそうに微笑んでいた
『うん。私たちは双子。』
エマの顔を見たAも少し口元に笑みを浮かべた
『…エマ、ごめんね、頬っぺた引っ張って』
Aの紅葉のような小さな手がエマの頰を包み込んだ。
エマはAの手の上に自分の手を重ね
「わたしもごめんね。赤ちゃんって言って」
2人とも少し目をうるうるさせながらごめんねとお互い言いあった
マ「2人とも、ちゃんとごめんなさいが言えて偉いわ。
さすが私の子どもたちっ！」
エ「『わっ！』」
2人の様子をじっと見ていたママは両腕に2人を抱きしめ両手で頭を撫でた。
一気にママの匂い包まれ、エマとAは幸せな気持ちになり2人ともその顔は綻んでいた。
マ「(子どもの成長にはいつも驚かされるわ…)」
2人の成長に心を踊らせつつ、しかしどこか寂しげな表情をしている事を、エマもAも気付きはしない。
マ「…さぁ、2人とも、夜ご飯の準備をしましょう！
手伝ってくれるかしら？」
エマとAはフフッと顔を見合わせて
大きく息を吸い込み、今日1番の元気なお返事を響かせた。
エ「『はーい！！！』」
。。。
後日
『レーイー』
レ「…んだよ」
エ「私とAね、」
エ「『“ふたご”になったの！！』」
レ「は？」
レイはポカーンと口を開けた
ノ「良いなぁ、僕も入れて欲しいな」
レ「…は？」
どういう話か全く見えないレイのみ
会話に取り残されたのだった
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れん - とても面白いです！更新頑張って下さい (2020年8月17日 2時) (
レス) id: badd7d2e72 (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - あんさん» はじめまして。お立ち寄りいただきありがとうございます。左様でございます！！モールスについてコメ頂いたの初めてでとても嬉しいです！！（涙）これからもよろしくお願いします！！ (2020年3月28日 22時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - はじめまして。素敵な作品で感動しております。【4y。2】｢わかれのそばに｣ですか？（すみません不都合でしたら削除しますのでゆってください） (2020年3月11日 0時) (レス) id: 6cd36f95aa (このIDを非表示/違反報告)
かなみ(プロフ) - ネギトロ81194さん» ありがとうございます！嬉しさで吐血しそうです…頑張ります…！！ (2019年11月3日 22時) (レス) id: b605df076c (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - 続き待ってます！頑張って下さい！！！ (2019年11月1日 18時) (レス) id: 8e841cc71d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなみ | 作成日時：2019年7月11日 23時
