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私は足元に当てていた視線を
彼の方に少しづつ戻す。
……目に映る彼の表情は先程よりも
柔らかく、辛くはなさそう。
柳田「お互い立場的に厳しいし、お前にも
小さい頃から夢があるかもしれない、でも
やっぱり俺……」
『いいの、私いくらでも待てるよ。
まさくんが海外に行っても、ずっと待ってる。
夢のことは……ちゃんとこれから考える…』
柳田「……A、」
『わ、私だって学校を卒業しなきゃならないし、
今はまだ未成年だもの。そう思ったら私も
まさくんのこと、待たせることに
なっちゃうし……。』
私がそう言うと、まさくんは
ふふっと笑って、私の髪をふわりと撫でる。
『ん……』
柳田「待ちつ待たれつ、だな。
……ありがとう、そこまで言ってくれて。」
『ううん……だって、……好きだもん』
私は、掠れた声を絞り出して、
想いを言葉にする。
柳田「ッ何それ…反則。
俺も大好き。…………ね、俺と一緒にいてくれる?」
まさくんは私を抱き寄せてそう言った。
答えは勿論「Yes」しかなかった。
顔に雫を伝わせながら私は返事をした。
『うん……ッ』
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ちくし(プロフ) - 零崎哀識さん» コメントありがとうございます。ご心配おかけしまして申し訳ございません。当方人差し指でスマホ操作を行うので長文を書くのが難しくなりました。できるだけ早くお話が書けるよう頑張りますのでもう少々お待ち頂けますようお願いします。 (2019年11月3日 13時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
零崎哀識(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませていただいてます!怪我の方お大事になさってください!更新楽しみに待ってます^^* (2019年11月2日 15時) (レス) id: 0970f9f72e (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 暁さん» ご指摘ありがとうございます。只今修正しましたのでご確認の程お願い致します。これからもご指摘の程よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - あささん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。ありがとうございます。更新速度に自信はありませんが、手当り次第バレーの知識に触れながら、続きを書いて参ります。よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 遥さん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。続きを皆さんにお届けできるよう頑張りますので是非ともよろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばばば | 作成日時:2019年10月25日 23時