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祐希くんのお部屋に行き、中へ通してもらうと、
部屋の中には、祐希くんと健ちゃんがいた。
『お疲れのところごめんなさい、
このジャージって、お2人の物だったりしますか?』
私が聞けば2人は自分のものでは無いと答える。
『そうですか……すみません。
それじゃあ__』
石川「ねーAちゃん、何かその堅苦しい
話し方やめようよ。俺らもマサさんと同じように
話してくれると嬉しいな。…ね、健太郎さん。」
高橋「そうだな。呼び方だけじゃなくて
話し方も変えてくれると嬉しいよな。」
『えっ、じゃあ……お言葉に甘えて……
ありがとう、2人とも!また他の方も
当たってみる!』
石川「はーい。頑張ってね〜。」
高橋「また明日も頼むな、A。」
『うん!それじゃあ失礼しました!』
2人の部屋を後にした私は、山内さんの
お部屋を訪ねることにした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
山内さんのお部屋のドアをノックすると、
ガチャリと中側から山内さんがドアを開けて
出てきてくれる。
『あ、山内さん。お疲れのところすみません。
お聞きしたいことがあって……』
山内「ん、何?」
山内さんとお話しするのに、
私の身長が小さいばかりに、
見上げるのがかなり辛いのだけど、話を続ける。
『このジャージ、山内さんのだったりしますか?
体育館で寝てしまった時に誰かが掛けて
くださったみたいなんです。』
山内「…もしかして誰のやつか
皆に聞いて回ってたの?」
『あ、はい。明日ないと困るかなって。』
山内「うん、それ俺の。わざわざありがとな。」
『ッあ、山内さんだったんですね…!
わざわざ掛けてくださってありがとうございます!』
失礼かもしれないけど、
素直にお礼を言ってもらえて何だか意外だった。
山内「けど、別に明日でも良かったのに。
無駄に気使わせた、ごめん。」
__4年前も今も怖いと思ってた山内さんだけど、
思ったよりも、怖くないのかも……?
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ちくし(プロフ) - 零崎哀識さん» コメントありがとうございます。ご心配おかけしまして申し訳ございません。当方人差し指でスマホ操作を行うので長文を書くのが難しくなりました。できるだけ早くお話が書けるよう頑張りますのでもう少々お待ち頂けますようお願いします。 (2019年11月3日 13時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
零崎哀識(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく読ませていただいてます!怪我の方お大事になさってください!更新楽しみに待ってます^^* (2019年11月2日 15時) (レス) id: 0970f9f72e (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 暁さん» ご指摘ありがとうございます。只今修正しましたのでご確認の程お願い致します。これからもご指摘の程よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - あささん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。ありがとうございます。更新速度に自信はありませんが、手当り次第バレーの知識に触れながら、続きを書いて参ります。よろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
ちくし(プロフ) - 遥さん» お返事遅れてしまい申し訳ありません。続きを皆さんにお届けできるよう頑張りますので是非ともよろしくお願い致します。 (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6513d7205c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばばば | 作成日時:2019年10月25日 23時